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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 オリジナルゲーム 氷鬼 時空監理局編
*39*
そして、再び時は動き………凍結中が始まる
「しかしマガイモノねぇ………対処法は皆に伝えといたけどどうなることやら」
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2人のマガイモノメイカーは、それぞれ別の場所でボーマンの発言を記録していた
「なるほど………ボーマンか、なかなか骨のある時空犯罪者が現れたな!」
「ボーマン………時空監理局……面倒なことになる前に、こなゆきを………」
………
「雪獅子、なんだよその様は」
「油断しただけだ…………貴様こそ虚刀流を逃がしたそうじゃないか」
「何、向こうにはまだ大雪と化鮫がいる………」
………
そして………鬼人正邪が、遂に踊山に降り立った。
「ボーマン、裏表の無い気持ち悪いアンタにはとてもついていけないからね、この大きな雪山は傲慢なアンタには似合いの墓になるだろうよ………霊夢達諸共、ここで死んじまいな!!」
鬼人正邪に【味方】はない
鬼人正邪に【友】はない。
皆、利用し巧みに操る存在でしかない………
ボーマンはそれを分かっていた、ボーマンはそれを受け入れた、それこそが彼女の選んだ道だと………
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「失礼する」
「あんた誰?」
トレザード社から独立した区域、ゲームマスター室………黒影は凍結中が始まってからボーマンが乗り込んでくるまでず〜〜〜〜っと眠っていた
「実はこういうことになってだな」
「ふーん、マガイモノメイカーね、まぁあいつらなら大丈夫だよ」
「君も彼らと同じことを言うのだな」
「まあな、見てなよ、あいつら強いんだぜ?」
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66:15
「うわっ!!やっぱここ無理だ!!」
何分も暗闇を歩き続け、ようやく目が慣れてきたMiruraだが足場が悪い事に変わりはなく、こなゆきから逃げるのも精一杯であった
メイドウィンと言えど、形は人。
「これじゃ普通のハンターに見つかったら逃げれる自信ないよ………」
………
「で、なんでおれはあんたみたいなのとつくづく縁があるんだろうな」
「それは俺も同じだな」
凍空轟龍を追い払った七花はexeと組みマガイモノを探していたが………思いのほか早く見つかってしまった、それも2体。
「私は凍空大雪、そしてこっちは凍空化鮫………貴方が虚刀流ね、死んでもらうわ」
「針鼠みたいなの、やれるか?」
「ああ、上手くやれたらあの時行き遅れって言ったのを撤回しておこう」