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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 オリジナルゲーム 氷鬼 時空監理局編
*70*
40:00
黒影がその場でスイッチを押してゲームは再開される
「あ、処理めんどくさいしハンタープラス3人追加したまんまね」
「お前ーー!!」
「よし、じゃあ初
「ちょっと待って!」
39:56
Miruraと七花が黒影の持つボタンを止める
「どうしたん?」
「どうしたって………おれ達前捕まってたろ?」
「それがあの怪物に食われて脱出して……で、今無防備なんですが」
「あ、そういえばこなゆきに捕まってたんだっけお前ら、うーんまた水晶に入れても二度と出れないんじゃ邪魔なだけだし………」
……
「そんなわけで君ら拉致するわ」
「結局確保じゃないですか!」
「君らは異例だよ、い・れ・い!」
39:55
「よし再開」
『おいジオウ、そろそろ変身を解除しろ』
「あっ、ごめん皆」
逃走者達は再び山を超え、洞窟に入っていく
「よし、もう1回こなゆき解放ー!」
黒影は箱を取り出して山に下ろすと、箱は消え去ってこなゆきが飛び出す
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「さて、どうすっかねー………ん?」
黒影がゲームマスターのシステムを操作していると、システムに変化が加えられた痕跡が残っていた
「あのボーマンって奴か………えーと何した?壊れてなきゃいいが」
「…………こ、こいつは、ある意味壊されるよりキツイぞ!」
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トレザード社に向けてメールが送られる……黒影からだ
【カーレッジ?どうかしたのかい?】
「なんかやばい!ボーマンにシステム弄られた!」
【なんで時空犯罪者を大事な部屋に入れてるの!?】
「まぁそれはいいだろ、システムが!」
【本当に未来の君は呑気だな!それで何されたの?デリケートなシステムなんだから壊されてないよね?】
「まぁ壊れてはなかった、むしろその逆だ」
【………逆?】
「不安定でよく何かが止まっていたあのクロクロ社のシステムがまるで新品みたいにグイグイ動くんだよ」
【…………つまり?】
「システム凍結を起こせなくしやがった」
【うーん、これから先我々の企画する逃走中でも使っていくシステムだし直してくれるのは有難いのだけれど………】
「よりによって、凍結を売りにするゲームでそれをやるやつがあるか……」