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凍結中 〜凍空一族不滅なり〜(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 80ページ)
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*60*

「ようやく見つけた………凍空のマガイモノメイカー」

「!?」

明光院ゲイツは時空の渦で山の中に転送する……ここからでも、量産型たくっちスノーの落ちてくる音が振動となって響く

「俺も早くこいつを捕まえてジオウと合流しなくてはな………」

「な、なんだお前は……」

「先に言っておく、凍空のマガイモノは皆捕まえた………そして、鑢七花を殺してもお前の望む過去にはならん」

「な、何!?」

「大人しく捕まれ」

「じゃ、じゃ………大人の凍空一族は蘇らないのか!?凍空こなゆきより強い凍空が……」

「なんだと?」

「凍空一族が強いとはいえ、結局生き残ったのはただの童子………大人の成分が手に入れば、もっと強い生物が作れると思ったのに………」

マガイモノメイカーの身勝手な言い分にゲイツは思わず真顔になり、メイカーに掴みかかる

「お前はそんなくだらない事の為に過去を変えようとしたのか!?」

「く、くだらない!?だって気になるじゃないか!強いものと強いものを組み合わせた時の化学反応!もっと強いものが近くにあったと言うなら、どんな手を使ってでも手に入れる!それが考古学者であり科学者だ!」

「………くだらない、お前に構ってる暇はない」

ゲイツは手を離して時空の渦を別の場所へ………

「………凍空大雪、凍空轟龍、凍空化鮫、凍空雪獅子、こいつらは単なる【実験体】だった」

「何?」

「本命のめちゃくちゃ強いマガイモノが………やっと完成したんだ!!」

その瞬間、山が崩れ………巨大な恐竜のような化け物が姿を現す

「な、なんだこれは………」

「はははは!さあやれ!究極のマガイモノ、凍空凶暴あびゃああああ

マガイモノメイカーは言い終える前に凍空凶暴に丸呑みにされ喰われていった………

「くっ、面倒なやつを作ったな、俺一人で倒しきれるか………?変身!」

『rider Time!』
【リ・バ・イ・ブ 剛烈!!】
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踊山は大騒ぎだった
ハンターよりずっと数の多い量産型たくっちスノーからひたすら逃げまくるカオスな状況

「………ここまでは自分の作戦通りだ!!」

「うりゃああああ!!」

そんな中、爆発とともに量産型たくっちスノーを吹き飛ばすのは………デーリッチとunknownだ。

「デーリッチ!?」

「皆、ここはデーリッチに任せるでち!」

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