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MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス 
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……

たくっちスノー
「すごいじゃないか!!あいつに速さで勝ちやがった!!」


「一体何をしたの!?」

サクラバクシンオー
「前にトレーナーさんから『スリップストリーム』というものを教えてもらいました!」

シンボリルドルフ
「スリップストリーム……高速移動する物体の後方に発生する空気現象であり、それを利用した加速法……」

藍極
「基本的にはモータースポーツで使用されるテクニックだが、ウマ娘の速さなら実現できると踏んだわけだ!!」

たくっちスノー
「次々と選手を追い抜かしてたのはそういうことだったのな………」


藍極
「最強の魔王を超えた!!」


……

ブリザード
「最強の魔王を超えた……か」

ブリザード
「俺はこの敗北を超えて、新たな最強へと進化した………どこまでも強くなる願い、それが俺だ………」


モンブラン博士
「………あれ?私何があった?なんで凍ってる?」

ブリザード
「もうトリガーが切れたか………次に会う時は、もう少し使えるようにしなくてはな」

………


そして、今回の大会を見つめる主催者の影……

「ナルホド………」

「『速サ』ヲ極メタ者コソガ最強」

「アナガチ間違ッテナイカモシレナイナ」

「満足行きましたか?Mr.ハンマー」

ジャック
「アア……」

この男『ジャック・ハンマー』
地上最強の男の子にして、このジェノダイナ・ステークスを開催した男。
ファイトマネーを全て使い1つのレースの権限を獲得
このレースは屈強な選手のみを集めた……言わば実験であった。


ジャック
「アト少シ 俺ハ ウイルスト戦ウ」

ジャック
「エグゼ杯デ 勝ツタメニ」

ジャック
「時空最速ニサエナレレバ……」



ジャック
「そこで終わってもいい………!!」

結論から言うと、ジャック・ハンマーは『既に死期が近い』

元々数多くのドーピングや過度すぎるトレーニングを重ね、明日を捨てた男とまで言われているが、エグゼ杯に挑むにあたって更に凶悪なものに手を出した


【狂竜症】
あるドラゴンの鱗からのみ感染するという恐ろしい病。
ウイルスが体内に入るとやがて理性を失い、凶暴な怪物のようになり死へと近づく
その代わりリミッターが外れたように、極限のような力を手に入れられる





………だが、極たまに


ウイルスが感染しても凶暴化を免れ、その力をコントロール出来る『極限』に達した生物が存在する


ジャック
「………狂竜ウイルスデ死ヌマデ ザット半年グライカ」

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