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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス
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雪は終わってすぐ魔王ブリザードの事を話した………
エイジア
「最強の魔王か……ネガイモノだと前に金持ちの魔王と戦ったが、それよりも上なんだな?」
雪
「うん……元々私を倒すために作られた存在だし、明確に時空の敵だし」
ヤード
「それがモンブラン博士を利用してるって訳か」
雪
「うん、あの人の裏人格にしか興味ないはずだし………」
ライスシャワー
「…………」
雪
「そういうことで、今回の結果は『仕方なかった』ってやつなんだ」
雪
「ごめんね、唐突にレースに出させた上にあんな怖い体験させて………」
ブルーメン
「妹達が気にする事はない」
ブルーメン
「誰もが想定していなかった事だ」
雪
「エグゼ杯は相手への攻撃は禁止されてるから、本番だと大丈夫なはずだしexeにも伝えておいたけど………」
ヤード
「これじゃ迂闊にレースにも参加出来ないな」
エイジア
「俺達と違ってウマ娘達は特別な能力を持ってるわけじゃないからな」
灰作
「今回も藍極が居なかったら危なかった節あるしなー」
雪
「たくっちスノーはどうするんだろう………」
………
そして雪が心配していた通り、たくっちスノーの方も………
たくっちスノー
「理事長代理、これが今回のジェノダイナ・ステークスの報告書です」
理子
「この、『妨害行為を確認』というものは」
たくっちスノー
「……まぁ、文章の通りです」
たくっちスノー
「しっかりレースの内容や相手選手を確認しておくべきでした、監理を名乗る存在として有るまじき行為です」
たくっちスノー
「エグゼ杯でブリザードが出るとして、大人しく言うことを聞くはずがない」
たくっちスノー
「誰にも傷つけはしません、俺が………俺が責任を持って奴を抑えます」
理子
「……暫くウマ娘達には時空規模のレースに参加しないよう心がけるように」
理子
「エグゼ杯まで残り半年……その前に、我々にはやらなくてはならないことがあります」
たくっちスノー
「やらなくてはならないこと、ですか?」
理子
「はい、今から2週間後……」
理子
「『URAファイナルズ』を開催します」
たくっちスノー
「!」
理子
「くれぐれも、問題などを起こさないように」
たくっちスノー
「………了解です!」