完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~
*84*
数日後、トレセン学園達のトレーナーやウマ娘は皆落ち着きがないかのように動いていた
雪
「なんだか最近バタバタしてるな……」
ヤード
「………ああ、そういうことか」
雪
「何か知ってるの?」
ヤード
「多分、そろそろURAファイナルズが始まるからだよ」
雪
「ふ……ファイナルズ?何それ?」
ヤード
「秋川やよい理事長が提案したウマ娘達の中でも最大級のレースだ」
ヤード
「短距離、中距離、長距離、ダートの4種類開催し、トーナメントのように勝ち進む」
ヤード
「ウマ娘達は過去に参加した大会から集計して参加する距離を割り当てられるんだ」
月詠
「ウマ娘達にとって1番大切な大会ということですか」
月詠
「そういえば、その現理事長は今何をしているんでしょうか」
ヤード
「月村サトシさんとこに居るはずなんだけどな」
雪
「exeも本当はそこに居るはずなんだよね、ちょくちょくたくっちスノーと飲んでるけど」
月詠
「エグゼ杯まであと半年だというのに大丈夫なんでしょうか………」
………
たくっちスノー
「ルドルフさん、URAファイナルズ……今回は長距離に出ることが決まった」
シンボリルドルフ
「分かった、当日までに体を整える」
たくっちスノー
「……決勝、間違いなくリトルココンと戦うことになるだろう」
たくっちスノー
「だが……俺はトレーナーとして絶対貴方を勝たせたい」
たくっちスノー
(………だが、最近はマスコミ共の俺へのバッシングが激しくなってきた、これがルドルフさんに及ぶような事があらば………)
シンボリルドルフ
「トレーナー君?」
たくっちスノー
「……ああ、大丈夫だよ」
たくっちスノー
「心配することは無い」
………
ブルーメン
「URAファイナルズ……か」
ライスシャワー
「あれから……もう何年も経ったんだね」
ブルーメン
「ああ……心配するな、今度はしっかりお兄ちゃんが勝たせてやる」
ブルーメン
「弟や八冠ウマ娘が相手だろうと関係ない、お兄ちゃんがついてる」
雪
「う、うん!私もいるし!」
ライスシャワー
「でも、また………」
雪
「ジェノダイナ・ステークスでも何ともなかったじゃない!何かあったらすぐ調べるから!」