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スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 57ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 前日譚 バッドエンド クロスオーバー 
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*35*

ダンテ
「………と、貴方今強くなりたいと……」

七夜
「ええ………なんつーかその?関係者にすっげー人がいるんだ」

七夜
「すっげぇ頭良くて、運動も出来てさ………顔も良くて、勉強以外もこなせて……とにかくすげぇ人なんだ」

七夜
「なんというか、目標みたいな人なんだけど………俺はずっとあの人に相応しい男になるって決めたんだ」

七夜
「あの人のようになりたい………いや、ならなきゃいけない」

七夜
「そんな気持ちで、俺は生きているんだ」

璃音
「………七夜さん、そんな人が居たのでありますか」

七夜
「まあな…………」


ダンテ
「…………それでしたら、あの」

ダンテ
「ちょっと見てもらいたいものがあるんですよ」

七夜
「え、何?」

ダンテ
「ちょっとこちらに………あ、皆さんはちょっとここで待機しててください」

荒金
「はぁ!?怪しすぎるだろそれ!」

四柳
「放っとけ、七夜の能力なら1人でもどうとでもなる」

ダンテ
「ではこちらに」

七夜
「あ、ああ…………」



四柳
(関係者に………完璧超人としか言えないほどの天才がおり、尚且つ目標か………)

四柳
(七夜………やはりお前は…………)


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七夜はダンテに教会の奥にある祭壇へと案内される


七夜
「なんだこれ?」

ダンテ
「ダーズ様が眠る神聖な舞台です」

七夜
「えっ?じゃあダーズって実在してるの?」

ダンテ
「はい、今は力を蓄え眠っていますがいずれは………」

七夜
「マジか……」


ダンテ
「と、本題はこれです」


ダンテは祭壇に置かれた黒い瓶を取り出す


七夜
「そいつは?」

ダンテ
「ダーズ様の力を世界で拾った特別な成分を混ぜて中和したものです」

ダンテ
「これを飲めば………恐らく常人を遥かに超えた逸材になれることでしょう」

ダンテ
「ただし………未だに適合した人は居ませんし、しなかったら最悪死んでしまうかもしれません」

七夜
「…………代償はあるけど力は得られるって訳か」

ダンテ
「はい、特別に………どうですか?」


七夜
「聞かれるまでもねぇ、力が得られるならなんだっていいし………俺の命なんて惜しくない」


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