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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 57ページ)
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*36*
七夜
「これって飲めばいいのか?」
ダンテ
「はい」
七夜
「よいしょっ」
ダンテ
「一気飲み!?」
七夜
「考えてもしょうがねぇだろ」
ダンテ
「………躊躇いもなく体に入れた人は初めてです、それくらいの思い切りが必要なのかもしれませんね」
七夜
「ああ………」
ダンテ
「どうです?体の調子は………」
七夜
「ん………あれ、今ん所何ともな」
七夜
「あえええええええええ!!」ダラドラダラ
ダンテ
「おっと」
七夜
「びっくりした………なんだこれ……血じゃねぇよななんだこの黒いの………」
ダンテ
「あっ、触らない方がいいですよ溶けるので」
七夜
「溶けんの!?そんなの吐いたけど大丈夫か俺の体!?」
ダンテ
「………これは成功でいいのでしょうか?」
七夜
「俺に聞かれても困る」
ダンテ
「ですが………今のところ貴方は健康なんですよね?」
七夜
「多分な、黒い溶けるやつ吐いたけど」
七夜
「でもありがとな、これで何が強くなったか分かんねーけど気休めにはなった」
ダンテ
「…………」
七夜
「なぁダンテ……宇宙人の生活ってどんなのなんだ?」
ダンテ
「………」
ダンテ
「私の事を信じてくれたのは貴方が初めてですよ」
七夜
「まぁ俺も宇宙人とかは見た事ねーけどさ……多分、俺たちとあんま変わんないだろうなって」
七夜
「案外ダーズ様も宇宙人だったりしない?お前もそんな感じをしてて」
ダンテ
「…………………………七夜さん?」
ダンテ
「この世界では無知は罪という言葉はありますが…………」
ダンテ
【知りすぎる事も罪になりますよ?】
七夜
「悪いな、罪なんて上等だ」
七夜
「俺が弱いせいで沢山の人が死んで………罪は既に沢山積み重ねてる」
七夜
「知りすぎた程度の罪なんて、俺には何も怖くない」
ダンテ
「……フフフフッ、まさか本気でここから出たいとは、それだけの覚悟があるから………その力とも適合できたのでしょうか」
と、その時爆発が!!
七夜
「なんだ!?」
ダンテ
「………珍しいですね、揉め事ですか?」
四柳
「七夜、敵襲だ!!すぐに来い!!」
END