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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 57ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 前日譚 バッドエンド クロスオーバー
*42*
【第9話】
「立崎七夜」
七夜の体は変化していき………やがて、落ち着いて体を見る
七夜
「ああ………あ?」
四柳
「………七夜、お前!なんだその体は!?」
七夜
「え?俺の体がどうかしたのか?……あ、髪伸びてる」
四柳
「髪じゃない!背中触れ背中!」
七夜
「背中………は!?」
七夜の背中には……黒い翼が生えていた
七夜
「なんじゃこりゃーーー!!?俺に羽が!?」
畠山
「…………!?」
七夜
「おまっ、ちょっこれ!!ダンテ!!」
ダンテ
「…………どうやら成功したみたいですね、適合者になりました」
畠山
「…………おい、なんだよそれ、ここは………任天堂ゲームしかないはずだろ!?」
畠山
「だが、お前のその姿は………セフィロス!!ファイナルファンタジーVIIのセフィロスじゃないかよ!?」
畠山
「今まで任天堂作品しか見なかったのに、なんでファイナルファンタジーが唐突に出てくるんだよ!?」
七夜
「………さっき変なもん飲んだから」
ダンテ
「なるほど、成功すると本来ありえないはずの能力が芽生えるのですか」
ダンテ
「クロスオーバー能力と名付けておきましょう」
七夜
「言ってる場合か……まあいいや」
畠山
「………や、やる気がてめぇ!!こちとらゴリラの腕力だ、なめるなよ!!」
七夜
「いいよ、やってやる………」
畠山
「うらああああああああ!!死ねっ!!立崎七夜!!!」
七夜
「っ!!」
七夜は迫り来る畠山の攻撃を………
七夜
「………ごめんな、皆」
七夜
「これで責任を取る!!!」
七夜は片方しかない黒い翼を広げ……拳を握り
七夜
「力を貸せッ!!セフィロス!!!」
【絶望を贈ろうか】
畠山
「ッ!?」
ズムッ
七夜が突き上げた指は………畠山の腕を貫いて………
畠山
「ぐわああああああああ!!!」ガッシャァァン
拳の勢いで刺さった指は外れ、今まで以上に力強く飛んで行った………
七夜
「………………ふぅ」
四柳
「……………七夜」
七夜
「……………………」
ダンテ
「あー………これ、なんて答えた方がいいですかね?」