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スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 57ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 前日譚 バッドエンド クロスオーバー 
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*45*

四柳
「…………また、3人に戻ったか」

七夜
「良かったのか璃音、お前は残って………」

七夜
「その………お前の姉ちゃんは、俺のせいで………」

璃音
「…………この際だから言っておくであります」

璃音
「私達も本来は……貴方を始末する為に入ったのであります」

璃音
「あの時だって……梨亜が呼んだのはこっそり貴方を…………」

璃音
「でも………貴方が一人一人の名前や特徴を覚えて、皆を大事にしているのがわかっていくうちに、2人でもうやめようって………義羅さんのことを伝えて、解決したら全部話そうって………」


璃音
「………梨亜が、真っ先に………畠山さんを止めにに入ろうとして………あっという間に頭が………」

七夜
「……………」

璃音
「その、贖罪とか……恨みとかそういうのではないのであります」

璃音
「出てった人たちも……死んでしまった人たちも、私も………貴方が好きであります」

璃音
「だから………私は貴方の傍に居たいと思ったのであります」

七夜
「…………四柳は?」


四柳
「…………俺は、こんな事を言うのもなんだが、お前達が思うほど強い人間じゃない」


四柳
「お前達がそばにいないと、怖くて怖くてしょうがない」

四柳
「1人は………結構耐えきれないものなんだ」ギュッ

七夜
「……お前ってそういう奴だったんだな」

四柳
「………これでも、子供の頃よりはマシになってきたんだ」

ダンテ
「では、彼を追いかけるので失礼しますね」


…………

璃音
「それで…………どうするのでありますか、これから」

四柳
「元の世界に戻るにしても………結局振り出しから進まないまま、なんの進展が無かったのは事実だ」

四柳
「何か怪しい物でも見つければいいんだが」

七夜
「いや、怪しいヤツは見つかってる」



七夜
「見つからないようにダンテを追いかけるぞ」

…………

四柳
「ダンテか………確かに振る舞いや言動は妙だと思うが………」

璃音
「自分のこと宇宙人とか言うぐらいでありますからな………」

七夜
「先に言っちまうけど………もしかしたらダンテが宇宙人ってマジなのかもしれねぇわ」

四柳
「え?」

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