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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 57ページ)
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*46*
七夜
「セフィロス!」バサッ!
七夜
「俺はゲーム詳しくねぇからよく分かんねぇけどさ、これって本来ならありえないはずなのか?」
四柳
「………この世界にあるのは基本的に任天堂作品、他会社のファイナルファンタジーが出てくることはありえないはずだな」
七夜
「さっきダンテに変な黒いの飲まされてな、それが適応してこんなんなった」
璃音
「………つまり、七夜さんは彼が我々に能力を与えてここに送り込んだと言いたいのでありますか?」
七夜
「あいつは他におかしい所がある」
七夜
「あいつの任天堂戦士としての能力を聞いたら、あいつはクレイジーハンドって答えた」
七夜
「能力はゲームタイトルが元になってんのに、あいつだけ特定のキャラクターが元になってたんだよ」
七夜
「………あいつは、特殊な何かであることは間違いねぇんだ」
四柳
「確かにな………暗滅教という存在、ダーズという謎の神………この世界は不思議だらけだが1番妙なのは………」
四柳
「七夜にあんな力を与えた何かを飲ませたこと」
七夜
「そうだ、初めて成功したとかなんとか言ってたから俺以外のやつにも飲ませてる、最悪死ぬとか言ってたから犠牲者もいる」
七夜
「敵とか味方とかは分からねぇが、とんでもないやつな事は確かだ」
七夜
「けどあまり急ぎすぎるのもダメだ……ダンテは言っていた」
七夜
「無知は罪だが知りすぎるのも罪………深入りしたら後戻りが出来なくなるかもしれない」
七夜
「……………それでも行くのか?お前達」
四柳
「………後戻りなんて、いつそんなことを考えるんだ」
璃音
「ようやく前が見えてきたなら、それに沿って進むのみであります」
七夜
「よし…………追うぞ!!」
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ダンテ
「………………七夜さん?」
ダンテ
「やはり……この世界から出ようとする者が現れつつあるのですね」
ダンテ
「まぁ………お好きにどうぞ」
ダンテ
「それくらいお察しかもしれませんが………出口なんて作っていませんので」
ダンテ
「いつでもどうぞ?相手になります…………ふふふふ」
END