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スマブラ戦記 〜Past・SEVEN〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 57ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 前日譚 バッドエンド クロスオーバー 
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七夜
「宇宙人は………あのダーズって奴と………」

ダンテ
「………ああ、それだけです」

ダンテ
「デスギア人は私とダーズ様のみ、それ以外は皆死にました」

七夜
「………で、それで地球に?2人っきりで?」

七夜
「それって大丈夫なのか?2人っきりの惑星って」

ダンテ
「我々は土と水さえあればいくらでも分裂できるので問題ありません」

七夜
「すげぇな宇宙人……で?地球人が邪魔になってここに送ったわけ?お前一人であんなに?」

ダンテ
「はい、分裂してる暇はなかったので私ひとりでちょっとずつ拉致していきました」

七夜
「俺たちのことも?」

ダンテ
「はい」

七夜
「………………」

七夜
「でも直接手を下したわけじゃないんだな?」

ダンテ
「貴方も見てきたと思いますが、人間同士の争いで死んだものも居ますね」

ダンテ
「まぁ、この空間で狂った人間も居ますので私が手を下したというのも間違っては無いと思いますが………」

七夜
「………」

ダンテ
「さて、貴方達は元の世界に帰るために活動している………と言っていましたね」

七夜
「ああ」


ダンテ
「すいません、何となくわかってると思いますが出口なんて作っていませんよ」

ダンテ
「ずっとここに居てもらいます」


四柳
「お前を倒して作らせるとなったら?」

ダンテ
「そうですね……視野には入れてました」

ダンテ
「その時は自爆して永遠に出られないようにします、ダーズ様だけでも復活すれば問題ありませんので」

七夜
「俺達がダーズを倒すことは?」

ダンテ
「絶対に無理です、そもそも貴方達の能力はダーズ様から得たもの」

ダンテ
「我々と貴方達は実際には絶対的な上下関係にあります」

七夜
「………俺が飲んだあれもそうか?つーかなんで飲ませた?」

ダンテ
「拉致する分には良いのですが暗滅教として出来ることには私一人では限度があります」

ダンテ
「更に今となっても分裂する暇はありません、なので」

ダンテ
「現地の人間を半デスギア人のように変えて幹部格として働いてもらおうかと」

七夜
「………つまり俺の体、半分宇宙人なの? 」

ダンテ
「はい」

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