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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 67ページ)
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*35*
ローズマリー
「‥‥‥‥女装していないのですね」
ニセテル
「着替えてきた、今日はフェイス准将としてハグレ王国の参謀に会いたくてな」
デーリッチ
「‥‥‥‥‥‥‥」
ニセテル
「どうした?」
デーリッチ
「いや、全然違うなぁって」
ニセテル
「メニャーニャとかはこの姿の方が覚えがあると思うけどな」
ニセテル
「‥‥‥ま、本題に入るよ」
ニセテル
「お前たちはダークデーリッチ‥‥‥うちの王様がいかにして生まれたか考えたことはたるか?」
デーリッチ
「え?」
ニセテル
「‥‥‥あれからオレも協会に戻って色々調べたんだ」
ニセテル
「シノブの助けも借りた、時空(ヨソ)にいるマクスウェルも権力で呼んでやった」
ニセテル
「お前が遭遇したというあらゆる世界につながっているという塔にも行った」
ローズマリー
「行けたんですか!?次元の塔に!?」
ニセテル
「シノブの偽物出てきた時はオレもマクスウェルも腰抜かしちまったよ」
ニセテル
「何あそこ?お前らの偽物もいるのか?」
ローズマリー
「え、ええ‥‥‥中でもダークデーリッチは特別で意思みたいなものを感じられましたが」
デーリッチ
「突然変異なのかなぁ?」
ニセテル
「いや、オレが思うにあいつは布石だと思うんだ」
デーリッチ
「布石?」
ニセテル
「オレよりアンタらの方が詳しいはずだ、カーレッジ・フレインという男を」
ローズマリー
「‥‥‥‥何故それを!?」
ニセテル
「色々調べたと言ったろ?あとマクスウェルから聞いて考察した」
ニセテル
「時空、世界の全てを作った偉大な神様なようで、実際は都合が悪くなったら何もかも消すことで解決してしまうワガママなやつだ」
ニセテル
「まぁ、神話とかを紐解いていくと有名な神様も何かしらやべーやつだったりするから如何にもって感じはするんだけどね」
ローズマリー
「それが何か?」
ニセテル
「さっきも言ったが、布石。」
ニセテル
「カーレッジは思い通りの世界じゃなかったらまとめてぶっ壊すつもりだったんだろ」
ニセテル
「だったら、手っ取り早く破壊するための『手段』みたいなの考えるんじゃあねーかと思ってな」