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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 67ページ)
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*8*
………
そしてハグレ王国では、遠出から帰ってきたエステル達召喚士がデーリッチからヤミヤミ王国のことを聞いていた
エステル
「なんか帰ってきたら随分でけー城があるなと思ったら、そんな面倒なことになってたのか」
メニャーニャ
「まさか、例の偽物がティーの涙を手にしていたとは」
雪
「どこに行っても例の偽物扱いなんだ………ダークデーリッチが可哀想になってきたかも………」
デーリッチ
「ていうか、ティーの涙のこと知ってたんでちね」
メニャーニャ
「手にするだけでたくっちスノーと同等の力を得られる鉱石ですよ?」
メニャーニャ
「そんなものを協会が調べないわけないじゃないですか」
雪
「ですよねー」
エステル
「あんたも人間になってなかったら人体実験とかされてなんじゃない?」
メニャーニャ
「先輩は協会をなんだと思ってるんですか」
ローズマリー
「しかし、今のところ何の行動も見せていないが………」
メニャーニャ
「下手に戦力を溜め込まれても面倒です、こちらから攻めに行きましょう」
メニャーニャ
「向こうは我々が1度勝利した相手です、ティーの涙を持っているとはいえ全力でかかれば撃破も不可能ではないかと」
エステル
「よっし、たくっちスノーは呼ぶか?」
雪
「あー、たくっちスノーは今大きな仕事があるからって来れないんだ……….」
ローズマリー
「あいつが大きな仕事?逃走中はやらないのに?」
雪
「それはそれとして色々あるらしいんだ」
デーリッチ
「まぁいないものはしょうがないでち、ヤミヤミ王国の城に向かうでち!!」
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〜ヤミヤミ王国〜
デーリッチ
「やってきたでt」
デーリッチ
「うわああああああああああああああああああああああ!!!!」ツルー
デーリッチは城に足を踏み入れた途端ものすごい勢いで壁に激突する
エステル
「あんたなにやってんの………」
デーリッチ
「いや!なんか床がすごい滑るんでち!!なにこれ!?」
雪
「えっ………‥ちょっと待って!!」
雪は慎重に床に触れてみると‥‥‥
雪
「これ‥‥‥ワックスがけされてるのかな、それもすごく念入りに‥‥‥」