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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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*34*

ハンター
「‥‥‥‥‥」

ハンターは正確に、的確に人間と無視を見極めて逃走者を探す
こんな険しく視界の悪い自然の脅威が相手でもハンターの前では無力、正確に足を踏み入れて進んでいく


‥‥‥

97:51

のび太
「えーーーー!!?拳銃!!?」

一方、英雄は先程の出来事を逃走者に伝えて回っていた

英雄
「ああ、錆び付いていたから相当前のやつだと思う」

スネ夫
「それってつまり‥‥‥‥」

のび太
「僕達以外にここに来た人がいるってこと!?」

英雄
「ああ‥‥‥何かあったら危険だ、大人とついて行った方がいい」

のび太
「‥‥‥そうだ、ポケットにひみつ道具は!?」

のび太がポケットに手を突っ込むと、手袋のようなものが入っていた

のび太
「スーパー手袋かぁ‥‥‥‥無いよりはマシだな」

英雄
「‥‥‥‥しかし、呑気に話してる暇もない、逃走中だから逃げないと」

のび太
「あっ、そうか!じゃあね!」

‥‥‥

おそ松
「なー、なんか島の中で拳銃見つかったってよ、こわいなー」

かばん
「そうなんだ、やっぱりここに来る人いたんだ」

おそ松
「ここに来るって‥‥‥‥何か知ってるのか?」

かばん
「‥‥‥‥‥インセク島には伝説がある」


かばん
「【黄金伝説】がね」

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その昔‥‥‥インセク島はずっと前から昆虫達の楽園だった
しかし、自然の流れか時の流れか、島の外から怪物がやってきて虫達の世界を荒らした

しかし、神は昆虫達の元に救世主を作り出した
神は自らの金色の髪の毛を切って下界におろし、毛は島とひとつになって束になり【岩神】ネセト様が誕生した

ネセト様は圧倒的な力で怪物を振り払い、虫たちを救った‥‥‥

ネセト様は今は動かず眠っているが‥‥‥虫たちを神と共に見守っている

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

かばん
「災おこりしとき、神は黄金の髪を島に束ね、ネセトさまを呼び寄せるだろう、そしてネセトさまは島と1つになり、災いを払い、虫達を救うだろう‥‥‥時空にいくらでもあるおとぎ話のひとつさ」

おそ松
「ふーん、それが何か?」

かばん
「‥‥‥‥‥‥まさかね、念の為他のみんなにもメールで知らせておくか」

かばんは携帯を取りだし、逃走者にメールを送る

おそ松
「‥‥‥‥金、ねぇ?どうせなら髪じゃなくて塊用意してくれりゃいいのに」

かばん
「そんなものあるわけないよ」



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