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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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*35*

96:36

かばんの一斉メールによって、黄金伝説が逃走者の元に記される

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情報【インセク島の黄金伝説】

遠い昔、島を狙う怪物を払うため、神の毛から作られた神ネセト様が昆虫達を守ったという言い伝え
時空に存在するおとぎ話としてはややマイナーな方
まだ髪の毛が島に残っていると唱える者もいるが、事実かどうかは現状不明
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たくっちスノー
「ん?確かそんな話どっかで見たな」

幻徳
(と、言うことは‥‥‥奴は話していた拳銃とは黄金を信じた者のなれのはてというわけか)

アントマン
(黄金ねぇ、ぜひとも拝んでみたいものだよ‥‥‥‥本当にそんなもんがあるならな)


逃走者達は皆、黄金を信じなかった。

‥‥‥‥‥

ローズマリー
「黄金、あると思うかい?」

エイジア
「ただのおとぎ話じゃないか?本当にそんなのがあるならずっと前から沢山の人間がここに押し寄せてるはずだし、ニュースにもなっているはずだ」

ローズマリー
「だよなぁ‥‥‥‥そのネセトさまとやらも気になるが、今は逃走中に集中しよう」

エイジア
「ああ」


2人の前に、ハンターが‥‥‥‥


エイジア
「そういえばまだ猟虫を試していなかった、まずエキスを探さないとな」


エイジアはハンターの存在にも気づかず森の奥に入っていき‥‥‥‥ハンターの視界にはローズマリーのみが残る


ローズマリー
「あっ、こんな所にも見たことない苔!!」

そして、運悪く座り込むローズマリーをハンターが見定め‥‥‥‥一気に走り出す


ローズマリー
「えっ、何!?全然気づかなかった‥‥‥‥後ろにも目をつけておくべきだったか‥‥‥って、今の私マガイモノだから普通にできるか」

【96:12】
ローズマリー 確保
残り24人

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たくっちスノー
「何!?もうあの人捕まったのかよ!?」

幻徳
「意外だな、奴は図太いから長持ちすると思ったが」


‥‥‥‥

仗助
「なぁ、億泰、オメー賞金手に入ったら何に使う?」

億泰
「エッ?このゲーム金が貰えんのか?」

仗助
「ああ、なんか調べてみたら逃走成功したら100万だってよ!すげーよな!」

仗助
「俺はまずゲームボーイ買うだろ?その後に靴、あとは‥‥‥‥」

億泰
「100万かァ〜、そうだなぁ、ガス代電気代水道代食費なんかでも数ヶ月しか持たないからなぁ〜」

仗助
「‥‥‥‥‥‥‥‥おう、なんかゴメン」


【東方仗助の使い道】
『賞金で買いたいものを買う』

【虹村億泰の使い道】
『税金等で消えるかもしれないので地道に使う』

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