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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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ベルゼルグ
「……行け、時間を稼げ」

ベルゼルグは操虫棍を振り回し、無数の猟虫を軍隊のようにしならせる

猟虫はレーザーに巻き込まれ、次々と灰となっていく、その度操虫棍を取り替えて次の猟虫を動かしていく

ベルゼルグ
「…………こいつらが、死ぬ前に、さっさとアレを、止めろ」

ヤード
「操虫棍全部使うつもりか!?」

Konakun
「お、おう!!」


ゲノム社員
「こしゃくなぁ!雇われハンターの分際で!」

ゲノム社員
「やれーー!!ベルゼルグを始末しろー!!」

Konakun
「てか、猟虫消してええんか!?」

ベルゼルグ
「こいつらは遺伝子を混ぜ合わせて作ったものだ、いくらでも代わりは、存在する」

ベルゼルグ
「そう、代わりはいくらでも作れる、だから、動物の命なんて、惜しくない」


ベルゼルグ
「それはお前だってそうだろう?」


ベルゼルグ
「ヒトを殺すことに戸惑いがないお前、なら」

ゲノム社員
「!?」

ナイトローグ
「エイジア、アレを渡してやれ」

エイジア
「おう!実は島に白骨死体が埋まってたんだよ!その骨はアドベント達とは別の探検隊のものだった!」

エイジア
「そいつは探検隊としてはなかなかいい仕事をしていた!いいベストショットを撮ってしまったが故に始末されてしまったのが悔やまれるくらいにな!」

エイジアはポケットから写真を取りだし、たくっちスノーに向けて投げ飛ばす

たくっちスノー
「こ、こいつは!!」

その写真に写っているのは……他でもない目の前の社員がネルスキュラに遺伝子ガンを撃った瞬間、決定的な証拠である


ゲノム社員
「…………なっ!!何故だ!!」


ゲノム社員は驚きのあまりレーザーの標準が狂い、一点になり………


ゴン太
「危ない!!」


ゴン太が飛び上がってベルゼルグの高台までよじ登り、庇おうとするが………

2人の肩を突き抜け、高台から落ちていく

たくっちスノー
「ゴン太!!」


ベルゼルグ
「……………馬鹿か、レーザーを庇って、どうする」

ゴン太
「………確かに、ゴン太は、バカだけど………」

ゴン太
「代わりがいる、なんて考え方は………良くないと、思うよ………」

仗助
「誰かあの二人をキャッチしてくれっ!!方は俺が治すっ!!俺は今1歩も動けねぇんだ!」

『ベルゼルグ・ダブルクロス、獄原ゴン太 撃退』
残り19人

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