完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~ 240~ 250~ 260~ 270~ 280~ 290~ 300~ 310~ 320~ 330~ 340~ 350~ 360~ 370~ 380~ 390~ 400~ 410~ 420~ 430~ 440~

*11*

はぁい、かきまぁす
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

サーヤは、休憩室でレイヤと宿題をしていた。
「!っ・・・・・・・・」
首筋に、痛みが走った。
「サーヤ?・・まさか・・」
レイヤは、サーヤの言いたいことを察し、すぐに外にでる。
「どっちだ!?」
「ったぶん・・・・・公園!」
サーヤの言葉に、レイヤは即座に反応し、公園ーーー中央公園ーーー
へ走る。サーヤもレイヤの後に続いて、公園へ走って向かった。

「!妖怪!?」
スネリは、晩御飯のしたくを中断し、そう叫ぶ。
「!どこ?」
「いえ・・・・妖怪に似ているけど、少し違う。でもとにかく、
急ぎましょう!」
スネリな言葉に、めんどくさそうに寝転がっていたもっけも、大きく
変化し、スネリの鼻の示すとおりの場所へ向かった。

サーヤ、レイヤは、志穂と徹平、鳴神を呼び出し、悪魔の元へ走る。
そして、ついたところには・・・・
「痛・・・・い・・・・これは・・・上級悪魔・・・・!」
サーヤの言葉に、マテリアルたちの空気がいっきに引き締まる。
「京一郎。おまえ、戦い、2回目・・・だったな?」
徹平が声をひそめ、言う。
「あ・・ああ・・・。」
「いいか?今日の悪魔は強い。前のよりの、手ごわい。
危ないと思ったら、絶対に逃げろ。いいか?」
鳴神は徹平にそう言われ、うなずきかけたが、すぐに講義にでた。
「オ・・・・オレだって、マテリアルだ。危ないからにげるんじゃ、
強くなれない。オレも一緒に戦わせてくれ」
鳴神の力強い言葉に、徹平は折れ、
「しかたないな・・・
じゃあ、できる限りでいい。力を使いすぎると、体力を消耗するんだ。
動けなくなっちまったら、悪魔にとっては最高なえさになる。」
「・・・わかった。」
鳴神は、不安になりながらも、頷き、サーヤ達と一緒に戦いにむかった。

「っ、ここよ!」
スネリはそう言い、もっけがある程度降下すると、飛び降りる。
ルナも第三の目を開眼し、ばっちり戦いに備えている。
と、そのとき。
「!?何、この音!誰かが、戦ってる!?」
ルナはそう言い、その音のするほうへ走っていった。
スネリ、もっけ、タイもルナの後へ続いた。

「雷よ、悪しき者を薙ぎ払え!」
雷で作り出された大鋸まで、悪魔ー公爵ーに攻撃をしかけた。
「京一郎!接近戦は危ない!」
徹平は叫ぶが、鳴神は止まれず、そのまま攻撃に出てしまった。
「無駄な。」
悪魔はそう言い、鳴神の攻撃をかわし、腹に蹴りを入れた。
「・・・ぐっ・・・・!」
「鳴神さん!」
「鳴神!」
サーヤとレイヤは叫ぶ。
鳴神はよろめきながら、悪魔と距離をとった。
「ふふふ・・・・・。しょせんその程度のマテリアルだ。

・・・ぼくが用の有る人はね、そこの・・・・」
そう言い、サーヤとレイヤを指差す。
「王子と王女だ。」


その言葉に、驚いた人がいた。鳴神だ。
「王子・・・王女・・・?!」

10 < 11 > 12