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*12*
あっタメでよかった??
私もタメokだよ♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・王子、・・・王女・・・・」
ルナはつぶやいた。
ルナたちは、影でこの戦いを見ていた。
最悪、参戦する予定だったが、入るタイミングを失ってしまった。
「やっぱり・・・。」
タイも頷き。そう言う。
「っ・・・・・鳴神さん、そのことは、・・・ウィンドミル、で・・」
サーヤはそう言い、破魔の笛を取り出す。
♪〜〜♪〜〜〜・・・・・・
破魔の笛の旋律が紡ぎ出される。
「ぐ・・・・ああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!
その笛を止めろぉー!」
悪魔は、サーヤの破魔の笛の効果で、小さな蜂へと化した。
「光よ、悪を断つ剣となれ!」
レイヤの光の剣で、とどめが刺され、悪魔は霧散していった。
「・・・・・鳴神さん・・・・・・。」
サーヤが悲しそうに、鳴神に近づく。
「・・・サーヤ・・・」
そのとき、
ガサッ!
木の陰から、音がした。
「誰!?」
マテリアル達は回りを見渡す。すると、
「あっ・・・・・ル、ルナ、ちゃん!・・」
「サーヤちゃん・・。」
「どうしてここに?」
「・・・サーヤちゃん、さっきの、何?」
ルナは、サーヤが破魔の笛を奏でているところ、
レイヤが光の剣で悪魔を倒していたところをすべて見ていた。
「それは・・・・・・」
サーヤが返事に困っていると、
「お前らこそ、何か力があるんだろ。何者だ。」
レイヤが、単刀直入に問いだす。
(レイヤくん!まだ、ルナちゃんたちに、不思議な力があるって、わかってないのに、なんで!)
サーヤは内心あせった。
「ぼくたちは、妖怪。スネリともっけは完全な妖怪だけど、ぼくと
ルナは、半妖だ」
タイはサラリと本当のことを話した。
「タイくん!?なっ、なんで、そんな・・・・」
「そうよ、タイ、そうしていきなりそんな・・・」
ルナとスネリは、タイがサーヤ達に本当のことを言ってしまったので、
物凄くあせっていた。
「お前らは、妖怪・・・・なのか。」
レイヤの反応は、たったこれだけ。
やはり、素っ気無い。
「レ・・・レイヤくん。どうするの?わたしたちも、話すの?」
「しょうがないだろ。鳴神に言うついでだ。」
レイヤはそう言うが、サーヤはとても不安だった。
ルナたちは、自分たちと似ているから、怖がらないだろうが、
鳴神は違う。
マテリアルの力さえなければ、普通の人間なのだ。
「サーヤ。大丈夫だ。」
レイヤの力強い言葉に、サーヤは決意した。
「うん。・・・・ルナちゃん、タイくん、スネリさん、もっけさん。
・・・・・鳴神さん。・・・実は・・わたしとレイヤくんは、
・・・人間のお母さんと、魔王の間に生まれた子・・・なんです。」
言葉の最後のほうは、聞き取れないくらい小さい声になっていた。
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ええーと、新しいスレは、新規小説作成、と言うのが、ここの上に
あるから、それでどうかな?