完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~ 240~ 250~ 260~ 270~ 280~ 290~ 300~ 310~ 320~ 330~ 340~ 350~ 360~ 370~ 380~ 390~ 400~ 410~ 420~ 430~ 440~
*252*
ずっと更新できなくってゴメン!!><
+++
ウィンドミルの一階。
レイヤと魔梨が言い合って、ユウヤがちょくちょくツッコミを入れている。
いつもの光景だった。
「・・・・・?」
言いようの無い違和感、規肢感に、めまいがした。
サーヤが下を向いて額に手を当てていると
「サーヤ?どうしたんだ?」
レイヤが心配そうにサーヤの顔をのぞきこんで来る。
少し顔を上げると、レイヤの後ろにユウヤ、その横に魔梨。
今度こそ本物だった。
鮮明とは言えないが、ほぼくっきりとした映像。
その映像は、今まで少しだけ夢に出てきた、あの真っ暗な世界。
真っ暗な世界にいる、レイヤ、魔梨、ユウヤ・・・・・。
「ッ!?」
ガタンと、派手にイスを鳴らし・・・・
サーヤが青い顔をして立ち上がる。
「さ、紗綾・・・?」
魔梨が驚いた顔でサーヤに聞く。
「ち・・・がう・・・あれ・・・は・・・わたし・・・じゃ・・・
わたしじゃ・・・・ない・・・・・わたしじゃ・・・」
そこまでいうと、サーヤは苦しげに顔をゆがませ、うずくまってしまう。
「さ、サーヤ!」
ユウヤが、サーヤを揺さぶる。
「う・・・・。ちがう・・・私じゃない・・・・あんな・・・・こ・・・と・・・・」
再びうめき、次には気を失ってしまった。
「サーヤ・・・!」
ウィンドミルに、レイヤたちの、サーヤを呼ぶ声が響き渡っていた。
***
またすぐ更新します!><