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魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
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*3*

はい、さらにまた勝手にはじめま((もういいわ!((殴
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ウィンドミルの二階、サーヤの部屋。
「あー、今日は友達もできたし、楽しかったー!」
サーヤが伸びをしていると、
コンコンッ
サーヤの部屋のドアがノックされた。
「っはーい!」
サーヤはそう言い、ドアを開けた。
そこには、レイヤがたっていた。
「レイヤくん?どうしたの?」
去年末から、休憩室で伊吹と寝るようになってから、
レイヤがサーヤの部屋に尋ねてくることはあまりなくなった。
でも、そのレイヤが今、ここにいるのだ。
「レイヤくん?何かあったの?」
「実は・・・・」
レイヤは、サーヤの部屋に入り、話し始めた。
「今日、竜堂ってヤツらにあっただろ?そいつらのことなんだけど・・
・・・。あいつらから、人・・とは違う、不思議な感じが出てたんだ。
サーヤは、何か感じたか?」
そう聞かれ、サーヤは、
「うん、感じたよ。・・・ルナちゃんに話しかける前。
ルナちゃんだけじゃなくって、タイくん、もっけさん、スネリさん
からも感じたよ。」
「ああ。だが、あいつらがマテリアルである可能性はかなり低いだろうな。」
レイヤが断言した。
「えっ?なんで?」
「・・・・苗字だ。マテリアルは、その人の苗字を見て、大体
予想がつくものだろう?
”竜堂” じゃ、どう考えても、マテリアルだとは思えない。」
レイヤがそう言い、サーヤも、
「そっか・・・」
と、納得する。
「で・・・。僕が言いたいのは、マテリアルである可能性は低いのに、
なんであんな感じがしたのか、だ。
マテリアルではない、別のもの・・・の、感じ。
そう考えるのが今のところ一番近いだろう。」
「・・・。マテリアルじゃない・・・、別のもの・・。」
サーヤはつぶやき、したをむいた。
自分達ーサーヤとレイヤもその、マテリアルじゃない別のものに、入るからだ。
サーヤとレイヤは、人間のお母さんと魔王の間に生まれた子供。
マテリアルの力を持っていても、普通のマテリアルではない。
そんなサーヤの心を読み取ったかのように、レイヤは言った。
「大丈夫、だ。徹平たちも、僕達のことを知っても、今までと変わらず
にいてくれてる。だから、だいじょうぶだよ。」
レイヤはやさしく、そう言ったのだ。

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