完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~ 240~ 250~ 260~ 270~ 280~ 290~ 300~ 310~ 320~ 330~ 340~ 350~ 360~ 370~ 380~ 390~ 400~ 410~ 420~ 430~ 440~

*347*

その日の放課後。
サーヤたちはいつも通り、理科準備室に集まっていた。
「今日も特に何もありませんでした。」
志穂が、結果を報告する。
「そうでしたか。
そう言えば、みなさんは、秋花さん・・・今日転校してきた女の子とは、もう話しましたか?」
と、圭吾先生。
サーヤは、え、と思いながら、圭吾先生たちに話す。
「話してはないですけど・・・顔は、見ました。綺麗ですよね」
サーヤが言い終えると、圭吾先生は、そうなんですかと言ってその後一つ咳をした。
「実は、その秋花さん何だけど・・・。きゅ」
圭吾先生がそこまで言いかけると。
ガラリ、という音と共に、たった今話題になっていた、秋花霧亜が、怪奇探偵団の部室に入ってきた。
「!えっ・・・」
サーヤは驚きに目を見張った。
「・・・秋花霧亜・・・。入部希望。」
透き通ったその声で、驚くべきことを言われ、サーヤを始め他の仲間たちも固まってしまった。
「えっと、秋花さん?
その、ここは・・・、」
サーヤが言い訳に困っていると。

「・・・私は・・・、吸血鬼・・・魔界から来ました」    

346 < 347 > 348