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魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
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*409*

途中で出しちゃった・・・
+++
「貴方を家族だと思った事はない」
サーヤの、いつもの優しい声からはかけ離れた声がルナたちの耳朶をうつ。
「ほう・・・。私にたてつくか。」
漂わせていた笑みをスッと消し、魔王はサーヤを睨んだ。
そして。
微妙に魔王の口が動いたかと思うと、次の瞬間、サーヤに向かって闇の力が放たれていた。
「サーヤちゃんっ」
レイヤの盾も、ユウヤと魔梨の力も瞬間発動させられるものではない。
それを理解したルナは、グッと右足を踏み込むと滑るように横に飛び、そのままサーヤを抱えて倒れ込む。
「!ルナちゃん!大丈夫!?」
サーヤがあわてて声をかけると、ルナはコクリとうなずいた。
「伝説の子か?前とは大違いだな。」
まだニヤニヤと笑いながら、次の攻撃を誰に当てるか考える。
その一方で、鳴神は考えていた。
(アレを使うか・・・?
まだ完全ではないし・呪文だって無い・・・)
鳴神はこの頃、新しい技を考え特訓していた。
遠くからでも攻撃できる、鳴神の新技だ。

(・・・一か八かだ・・・!)
鳴神は、雷を帯始めている右手を、グッと握り込んだ。

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