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*82*
×よーし・・・・・やるゾ!
++++
差出人 翼
一斉送信
紗綾ちゃんが倒れた。
中央公園に集合!
END――
「えぇ!?さあやっちが!?」
「紗綾さんが・・・!」
「紗綾が!?」
一斉送信をして5〜6分くらいで全員が集合した。
「サーヤ!」
「紗綾さん!おきてください!」
「紗綾!!」
みんなが呼びかけるが、サーヤが起きる気配はない。
「みんな、聞いてくれ。サーヤが倒れるほどの痛みが襲ってきたのなら・・・、悪魔はすぐそばにいるはずだ。用心しろ」
レイヤの言葉に、全員静かに頷く。
その時。
「おや、王女は気を失っているのですか、・・・王子」
声と共に、一人の男が姿を現した。
「お、お前!」
レイヤが叫ぶ。
「そうですね。王子とは何度か会っていましたね。
私の名はアレブ・レディカ!魔界では大公の位にあります。
今回は王女と王子をまとめてやってこいといわれましたが・・・、
王女がそれでは、やりがいがありませんね・・・・。
おや、そちらの2人は・・・、マテリアルではありませんね?」
大公・アレブは、ルナとタイのことを指さした。
「!あなたが・・・・、大公・・・・!」
「ルナ、余計なこと言うな。静かにしてろ」
タイに言われ、ルナ言いかけたことをそのまま飲み込んだ。
「お前、私のこともしっているんだろ?」
魔梨が言った。
「ええ、もちろん。王子と王女の親戚、魔王の妹君の子供・・・。
王子を追って人間界まできたんですね」
アレブが笑みを浮かべながら言った。
「っ・・・・」
魔梨が複雑そうな表情で、下を向いていた。
「無駄な話はいい。帰れ。」
レイヤが怒りをこめて言い放つ。
「それは無理なはなしですね。私は魔王様の命じられているんですよ。
王女を殺せ・・・、と。」
そう言いながら、アレブは攻撃を仕掛けてきた。
「私に勝とうなど、無理な話だ。おとなしくやられればいいものを。」
「うるさい!
光よ、万物をはじく盾となれ!」
レイヤが光の盾でその攻撃を跳ね返そうとする。が。
「!?レイヤがおされてる!?」
「レイヤくんでも簡単には倒せない悪魔・・・、強いです・・!」
そういっている間に、志穂たちの周りのは下級悪魔がざわめいていた。
「!っ・・・あの悪魔のヤロー、下級悪魔まで送り込みやがって!」
そして翼と翔は力をひとつにした。
『火よ、ひとつとなりて炎となれ!』
火はひとつになって、炎と化した。
『炎よ!荒れ狂う獅子となれ!』
掛け声と共に炎が獅子の形へと変わってゆく。
その獅子は下級悪魔のいるところへ突っ込んで行き、大半の下級悪魔を消滅させた。
「これで半分・・・!レイヤは!?」
振り向くと、レイヤの盾はもう壊れそうだった。
《レイヤ/くん!》
翔と翼を始め、レイヤの元へ走っていこうとした、その時、
「闇よ、光と対になる闇よ。わが意に従い、光を助けよ!」
魔梨の声が響く。
すると、闇でできたような盾が出現した。
その盾はレイヤの光の盾と重なる。
「黎夜!今のうちに盾作り直せ!」
「ああ。光よ、万物をはじく盾となれ!」
レイヤの光の盾と、魔梨の闇の盾。
光と闇は対になる力。お互いが反発しあって、力が増す。
「光よ、魔を打つ鋭き矢となれ!」
「闇よ、光を切り裂く鋭き矢となれ!」
二人の力で作られた矢は一つのなり、アレブの胸に突き刺さる。
「・・・・・・、こんなもので、私を倒せると?」
アレブは痛そうな顔ひとつもせずに、その矢を抜いた。
「!?」
「ふふ・・・・、王女はまだ目覚めていないようだね。では・・・・・」
アレブが片手を高く振り上げる。
「光よ!」
「闇よ!」
その手が勢いよく振り下ろされた。
++++
な、何、この終わりかたは・・・!
レイヤ&魔梨、ぴーーーーんちー!!
質問、新しいスレッド、どーゆう名前にすればいいかな?
おしえてー!