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フェアリーテイル ―雪国の氷―  完結
作者: ハヤチ  (総ページ数: 65ページ)
関連タグ: FAIRYTAIL グレイ・フルバスター 二次創作 微グロ 
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四話「灰 ―グレイ―」


ルド達を、担ぎ全員外にでる。
皆、笑顔だった。

「レイガ。」

グレイがレイガを呼ぶ。
レイガは、哀しそうにグレイと向き直った。

「…やはり、記憶がない…。」
「大丈夫だ、お前の思いで、解ける仕組みらしい。」

グレイは手を差し伸べる。
レイガはすこし照れくさそうに笑い、その手をとった。

「お前は、罪がある。でも、お前は昔のレイガじゃねぇ。」
「…ああ、すまないな。」
「…一緒に…。」

瞬間、光が現れる。

「!!」
「え?」
「何、これ…っ!」

すると、目の前にでたのは。



「我々は評議員だ!!」
「嘘っ…。」

ルーシィは絶句する。
皆はルド達をどうしようか迷ったが、評議員により、引き渡す事になった。

「…ごめんな、グレイ。」
「ああ。ルド、元気でな。」
「星霊魔導士…、元気でね。」
「アンタもね…。」
「ナツ…だっけ。…ありがと。」
「おう!」

全員が別れを告げる。
だが、評議員は帰ろうとしない。

「我々の目的は、違うんだ!」
「え?」

ルーシィは辺りを見わたす。
評議員は名を指した。



「楽園の塔立案者…お前だ。





レイガ・スローガウス。」

ギルドの全員は絶句する。
エルザも少し、目を伏せていた。
グレイは顔を俯かせていた。


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