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*11*
そこにいたのは、なんとも可愛らしい少女。
淡い緑の長袖ワンピースに、黄色のトゥーシューズ。バレエでもやっているのだろうか。長い髪の毛を高い位置で二つのお団子にしている。
年は、16、7くらいだろうか。
あやうく、船の化身だということを忘れてしまうような可愛さだ。
そのあまりの美しさに、あっけにとられていたウソップを見て、
少女の目が見開いた。
少女はウソップをまじまじと見る。そして、表情を変えずに、
冷静に言ったのだ。
「ウソ・・・・ップ・・・?ウソップなの・・・・・?」
「え・・・・えぇえっぇぇぇぇぇぇっぇえぇ!!!!!???」
続く
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