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*21*
「ミヨシさんは私たちにとって、神様みたいな存在なんだねっ!」
メリーが微笑む。と、ミヨシが武器を選ぶ手を止めたかと思うと、何か思い出したかのように喋りだした。
「言っておくが、そのしっぽに指一本でも触ると。」
「触ると?」
「そいつは一瞬にして死ぬ。」
「!!!」
「どんなに長いしっぽでもな。あぁ。本人は触れるぞ。」
ウソップとナミはこのとき、あることを思い出した。
``
『ねぇ、店員さん。そのしっぽストラップみたいなやつ、どこで売ってるの!?私もほしいなー!』
『いっ、いえ!あっ、えっと、これは・・・・。』
,,
``
『本当だ!なんだそれ?』
『触らないでください!』
,,
あのときの、謎が解けた。
しっぽを隠した理由。
怒鳴った理由。
皆、もう一度、死にたくなかったのだ。
続く
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