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*23*
一味が武器屋を出ると、あんなににぎやかだった商店街が人一人いなくなっていた。
「何・・?この静けさ?」
「何か始まるのでしょうか・・・?」
「さぁ・・な。」
そこに、海賊に化身が銃で脅されている光景が映った。
ナミがクルーのケンカバカたちに出て行っちゃダメと注意しながら、海賊が出ていくのを待った。
「おい。早く女の化身を出せって言っただろ!?聞こえなかったのか?あ?」
「前から・・・・言っているでしょう。それは・・・、できません。」
どうやらあの海賊は、女の化身を盗もうとしているらしい。
「あぁ?出せっつったら出せよ!!」
海賊が化身の胸元を掴み、投げ捨てた。
「おい!女はいねぇのか!早く来ーい!!」
それに痺れを切らしたメリーが、海賊に近寄った。
「あっ!ちょっと、メリー!?」
ナミが止めるが、メリーは止まらない。怒りをむき出しにして、ずんずん近寄っていく。
続く
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