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その日僕に落ちた神様は人生を喰いました〜完〜
作者: にゃは  (総ページ数: 69ページ)
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ふっかーつです(* ̄∇ ̄*)






では本編いきまーす♪


第五神話「赤薔薇の少女」


……っじゃこのロムはもらっていくよ…

まて…カオス………待てよ…俺の…家族を…

「連れていくなぁぁぁああ!!」
「お、お兄様?」
「ロム!!いるな!?俺のそばに…」
夢?くそっ…嫌な夢だな…

「天?大丈夫?顔色悪いよ」
「ん?あぁ、大丈夫だ、それより学校行くか」
「うん」

あの事件以来、混沌の神カオスの情報は一切つかめていない。まるで何もなかったことのように。

【正門前】
「ん?この神力(しんりょく)は……」
「私にもわかるよ…すざまじいね…」
まるで体が震えて今にも逃げろと命じるような感覚。恐怖にも似た恐るべき神力だ。

【教室内】

「うぅ…おはよ、天、ロム」
「早いな、銀音」
一番にあったのは銀髪に青い瞳をした女の子だ。
「おはようございます、銀音さん」
ニコッとした笑いを見せるロム。


さて、と……クライズはロッカーの中か…ほっとこう。
「ローズ…隠れんぼうまくなりましたね」
シーン…引っ掛からないよな…
「修行したからね〜」
引っ掛った!?マジでか!!

ある一人の少年が目の前に表れた。
「うぅ………おばけ」
「お、おばけ!?失礼な!!人間?じゃないな」
反論しろよ!!
「こいつはローズ、俺達の仲間だ。」
天が自己紹介をする。
パット見たところ中学二年ぐらいだ。


「ローズだよ、よろしくね」
赤髪の片方の髪のたばにシュシュをつけていて、目はパッチリ、マスコットみたいな顔をしている。

「あれれ?新しい子かな?」
ローズは銀音の方を向いて言う。
「うぅ…初めまして銀音…です。天の……お嫁さん」
「違うわからな?結婚してないからな?」
「天、おめでと」
「理解しろ!!」

「うぅ…あなたは…何者?」
「ん?上級ゴットイーターだよ」
上級…つまり天やクライズ、ロムよりか上だ。
級が上がるほど神を殺したことになる。


「んー、今から仕事いこ♪天とデートしたいな」
「しないからな?あと……まぁいいか」
えーとしているロッカーのクライズはほっといて…

「支度して正門で待っててね♪」
「おぅ…」
「コクコク」
「はい」
またお前もいくのかロムよ…







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