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作者: にゃは (総ページ数: 69ページ)
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いろはうたさん返信遅くなってすみません!!
少々バイトでaccidentがありまして…(出来るだけ思い出したくない)
う、運命ですか…?なんかすごい流れに持っていきましたね〜(* ̄∇ ̄*)まぁ運命は言い過ぎです!!流石にない!こんな僕の小説に運命など…………
お互い更新頑張りましょう!!
続きです(* ̄∇ ̄*)
豪雨が町を襲う中、一発の稲妻が落ちた。
天の破壊の電子(エレクトーンブレイク)がローズから受け取った伸縮可能な水剣に行き渡り、稲妻が落ちたような音と共にエンリルに斬りかかった。
避ける隙もなく、エンリルは稲妻を纏った水剣をじっと見ていた。
「悪いが終わりだ!!」
剣技炸裂…と思いきや稲妻の剣がエンリルの寸土目でくだけ散った。
混乱と共に疑問だらけになる。
虚しく着地しローズと合流する。
「どゆこと?なんで砕けたの?」
ローズもわかってないらしい。勿論天にもわからない。
「運命とは残酷ですね…」
周囲の大気が震えだす。動物の本能は嗅覚と視覚で敵を判定するが、圧倒的な危険人物には聴覚で判断すると言われている。
その値が完全に領域を越えていた。
この感じ前にも味わったことがある。
上空を見上げると天の予測が一致する。
「……カオス」
天達は1度カオスと見あっている。
あのときはなすすべがなかった。
だが…今回は…と思うが、それほど月日は起っていない。天は直感で「やられる」を感じ取った。
「お久しいですね、天さん、ロムさん」
名前なんて教えたっけな…?
震えが止まらない。ローズのみは平常心を保っている。
「おや?見ない顔ですね」
カオスがローズを視界にいれる。
すると挑発するように…
「貴方は強いですか?」
ローズはまだ平常心…揺らぐことなくじっと睨む。
失望はしてないがカオスはローズに敵意を抱いていないように見えた。
「さてとエンリルさん、貴方は帰ってください」
言葉通りエンリルはスッと消える。
まるで言霊のように全然反対しなかった。
「今回は…何のようだ?」
天が尋ねる。
「答えは強敵の後に…そして真実を…」
真実?なにをだ?それと強敵だと!?
「まて!質問だ…お前…魅咲って知ってるか?」
少し黙る。ローズは何をいってるのか知らない。
クスッと笑うとカオスは答えを出した。
「作戦変更です…知ってますよ付喪神ですよね」
……確信した…こいつがこいつが…
「死ねぇぇえええ!!」
いきなり飛び出す天。怒りに我を忘れている。
「ちょっと、天!?」
ローズ完全に不意をつかれている。
「計算通です…僕は混沌の神…怒り=闇ですよ」
刹那…一瞬だった。
なにが起こったのかわからなくロムは落ちてくる天を受け止める。
「天!!天!」
ロムが泣きながら問いかけるが、ローズはロムの服をつかみ後方へ下がった。
「ローズさん?」
「邪気だ…」
神力が濁ると邪気という物に変わる。邪気は人により様々な症状を起こし、力を増幅させる。一部では邪気を操るものもいる。
「ローズさん、天が……」
先程の天とはまるで別人が目に写る。
ロムの思考が「これは天ではない」と叫び続けるほどだ。
「カオス!天になにをした!?」
クスクスと笑い続けるカオス。
まるで答えるきがないようだ。
天の濁った目がロムとローズの方向を向く。
「あは、まさかね…うわぁ!!」
天が破壊の塊をぶつけてきた。
そのあとから無数の塊が連続で襲ってくる。
「壁!壁!壁!壁!壁!壁!壁!」
言霊で大量の壁をピンポイントで塊にあてる。
「天地を伏代義…神杉の幸を綾瀬!」
術をはり、巨大なシールドがロム達を包む。
混乱事態の中で天は自分を見失っていた。