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その日僕に落ちた神様は人生を喰いました〜完〜
作者: にゃは  (総ページ数: 69ページ)
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鯖さん

コメントありがとうございます
とともにオリキャラありがとうございます!!
不採用なんてしません!!必要がないくらい、完璧です(* ̄∇ ̄*)。
オーディンですか!!丁度登場させようとしてたんですよ!!ありがとうございます!!
【13月の感情は傷付かない】
も是非見てくださいね♪
お互い頑張りましょう




スーパァさん

コメントありがとうございます!!
いえいえ短編のスーパァさんの小説もとても面白いのでありだと思いますよ!!
また見ない来ますね♪





では続きです♪


「ねぇ天…ローズさんに変なことしたの?」
「久しぶりに会話から入る本編を無駄にするな!!そして決してしてねぇ!!」
学校に戻ってきた天と銀音と瀕死状態のローズ。
銀音は買い物にいってもらい、ロムは治療、襲撃に一応備えて、天と帰ってきたクライズが見張りをすることになった。


「ロム、周辺の状況は?」
「誰も居ないよ、そしてローズは無事」
よかった…ローズが死んだら俺が困る。

「だとよクライズ、襲撃はないんじゃねぇか?」
「そうだな」を言葉にせずクライズはうなずいた。




「ただいま…」
正門のドアから声がしたので行ってみるとそこには…
銀音がヨロけた感じで帰っていた。服は泥まみれだった。まさか!銀音に襲撃!?

「おい!大丈夫か?」
「うん……………コケタダケ…」
ん?なにかいったか?

天には聞こえていなかった。それが言えず買い物袋を天に突き付け、赤面しながらローズのいる教室へ走って行ってしまった。
「なんだ?」


教室に戻るとそこにはさっきの銀音と起きたてのローズがいた。
「起きたのか、大丈夫か?」
「大丈夫!ゴホッ…大丈夫!」
大丈夫じゃねぇな………声が届いてない。言霊の影響か…
しかし天達にはどうすることも出来なかった。



その後3日が経つ………


「はぁ、はぁ、はぁ」
ローズの息が荒い。完全に大丈夫ではない。
顔は真っ赤になり、体温が高くなっているようだ。目をつむり、苦しそうだ。


「くそっ…俺が」
言葉を遮って一人の男の声が横切る。
「貴方は悪くないですよ」
ここは教室であり、ロムの領域内である。侵入者が入ればロムが必ず気付く。
なのに…なのに…
「なんでお前がいる?!」
戦闘の体制になる。銀音もそれを感じ取ったクライズも身構える。ロムは防御魔方陣を唱え、ローズを囲んだ。


「警戒されてますね、まぁしかたないですね」
そこにいたのは颯磨だった。

「颯磨!またローズを……」
「流石に戦力のない人とは戦いません、それより僕はあの方を元に戻したい」
自分の耳を疑った。本当にこいつは戦いしかないのだ。
だがそれだからこそ信じられる。天はそう思った。


「天、この方は?」

颯磨のことロムやクライズに話し、そして颯磨がここに来た目的を説明したり、説明されたりした。


「天幻草(てんげんそう)!?」
天は颯磨の説明を聞き、驚愕した。
「知っているみたいだね…なら話は早いよ」
「落ちた人間の一人だよな、若い男とは聞いてる」
だが、1つだけあの人には疑問がある。
俺たちの手伝いはしてくれないのだ。けして悪い人ではないと言うのに…
「たしか富士山だよな」
「そうだね」
「一緒に行ってくれるのか?」
「必要なのかい?貧弱バカさん」
カチンッときた天は言い返した。


「お前が行きたそうな顔してたからな、狂暴バカ」
「しかたないですね、手伝いましょう。変態バカ」
「いらねぇぞ、侵入者バカ」
「はいはい、ストップ」
競り合っている天と颯磨をロムが止める。


「明日、出発だ破壊バカ」
「バカ言うな、隕石バカ」
「…………いい加減にする!!!!!!!!!」

怒ったのはロム…………ではなく銀音だった。

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