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作者: にゃは (総ページ数: 69ページ)
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・アドルフ様
コメントありがとうございます!!
アドルフ様ところのゴッドイーターとは全然違いましたね〜まぁアドルフ様のほうが設定がお上手ですけど…
はい、少しは神話とかは読んでました♪
けど、それだけじゃ全然わかりませんでしたけど…
僕もアドルフ様のように調べてます(笑)
聞いてくれたら、調べますよ〜
お互い更新頑張りましょう(* ̄∇ ̄*)
では、続きです(* ̄∇ ̄*)
激しい戦いは果たして希望へ向かうのか…全員がそれを理解出来ぬまま時間だけが過ぎていった。
「颯磨さん、賢斗さん、来てくれたんですね?」
「グッジョブ…なタイミングだ…よ」
(喉いてー)
予想外の二人に喜びと驚きが隠せていないロムとローズははキラキラした目で颯磨と賢斗を見つめていた。
「ローズさんは心配してませんよ、強いですもんね」
フフッと笑いながら颯磨は魔物の中に走っていった。「月落とし」で魔物共の半分は吹っ飛んだ。が後ろからまだまだやって来ている。
「仕方ないですね…本気になりますか」
颯磨の目が燃え上がる暁のように煌めき、紅蓮のような赤き目に変わりだした。
「賢斗さん、お手伝い出来ますか?」
赤く煌めいた鋭い目付きが賢斗に向く。賢斗はコクコクと頭を下げて前にでた。
「オーディン…お願いできるかな?」
(それがお前の望みならばな)
緑のオーラが賢斗を包む。右手を広げるとなにもない場所から一本の鎗が現れた。
「………いくぜぇ!!」
性格が変わった賢斗が上空に浮かんでいる怪鳥向かって跳躍していった。そして鎗グングニルを強く握り紫電の如く振り回した。回避できず怪鳥は朽ちてゆく。地上では颯磨が鬼神の如く魔物を瞬殺していた。
二人が戦闘を交えたことを天は知っているだろうか…
爆発に巻き込まれた天はガレキが交わり自然の屋根のようなものの下にいた。
「…………グッ!!……いってぇな」
その姿は至るところから血が出ていた。腕を抑えて足の痛みを堪えるに壁に凭れ、座っていた。
(諏鯊曩の加護である程度は軽減できたが…それでもダメージが大き過ぎるな…)
一息ついた後、後ろから爆発音が聞こえた。急いでその場を去ったあと天がいた場所は粉々に吹き飛んでいた。
「カオス!うぁぉおお!!」
天照の力を右腕に宿し、カオスに突っ込む。
「天ぇぇえん!!」
闇のオーラを纏ったカオスが天に突っ込む。
二人の早さはほぼ同じ。両者の攻撃は交差するように相討ちとなった。
「「ガハッ!!…………」」
二人がほぼ同時に地面に倒れる。
(後…………一息なのに、力が…でねぇ)
天が悔しがるが、それはカオスも同じらしく立ち上がることが出来ていなかった。
「あの…………天さん?」
「…………」
カオスが天に話かけるが無視をした。
「これは私の独り言です、私は一角に過ぎません。そして世界は闇に覆われる運命なのです。…………」
何をいっているのか理解が出来なかった。一角、闇。
「それより…」
天がいいかけた途端、戦闘が終わったのかローズ達が遅れてきた。ロムに銀音、賢斗も颯磨もいるみたいだ。
「時間ですね…またお会いしましょう」
「ちょっ!まて!魅咲は?!お前は知ってるのか!?」
体は動かなくともカオスに手を伸ばす。
「会いたいですか?」
天は涙を流しながら頷く。
「北海道のフリーズクレパスです」
「フリーズ…クレパス」
そこに…魅咲が…………いる!
「覚悟してくださいね」
最後の言葉のようにカオスは消えていった。「覚悟してくださいね」この言葉がきにすることなく天は…………
深い眠りについた。