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FAIRY TAIL ―誤りの戦争― 完結
作者: ハヤチ  (総ページ数: 57ページ)
関連タグ: FAIRYTAIL ナツ・ドラグニル 二次創作 微々グロ 闇落ち 
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*2*


一冊目『付き纏う予知』


どんちゃん騒ぎのギルド、妖精の尻尾。
その一角に、もっと大騒ぎの箇所があった。
それこそが最強チームが、溜まっている場所である。

「んだとこの脳内氷野郎ぉぉぉ!」
「やんのか脳内春頭ぁぁぁぁぁ!」

「やめなさーい!」

二人に正義の制裁を食らわせ、席につく。

「あんた達もう少し静かに暮らせないの?」
「甘いぜルーシィ!俺にそんな事ができるか!」

ゲラゲラ笑うナツに、まったくと苦笑する。

「お前達、今は暇か?」
「あ、エルザ!」

カシャンと鎧をならしこちらにくるのは、エルザだ。
持っている紙を見ると、おそらく依頼だろう。

「暇だけど、どんな依頼?」

紙を覗き込むと、端整な字で書かれている。


『キブシの町をお守りください、闇の支配者が狙ってきます。お守りください、お守りください』

「闇の支配者…?闇ギルドかしら」

考え込むと、ナツが後ろからひょっこりと出てくる。

「んなこといいからよ、行こうぜ!」
「…そうね!行きましょ、ウェンディは?」

ウェンディを誘うと、どうしようかなと呟いた。


「どうしよっか、シャルル」

するといきなり、シャルルに予知がくる。




―嘲笑う老若男女


―滅びかけた町


―倒れ伏した人々


―誰かと対峙する、エルザとウェンディ








―  と対峙する、グレイ



―もうやめてと叫びながら、叫ぶルーシィ



「!!」


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