完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
*41*
それ以上聞きたくない、ドロップは氷の破片を首に押し付ける。
血が流れ、とても小さな血だまりができた。
「ぅ…っ」
「殺す、テメェを殺す」
ドロップは一つ薬を取り出すと、グレイの口を無理矢理開け飲み込ませる。
「んぐ!?」
「ドラコーン クローフィの資金は膨大でな。俺はこうやって薬をつくって資金を作ってた」
しばらく様子をみると、グレイが喉元を両手で押さえだす。
「うっ、ぐあああああ!」
「うわっ」
いきなり暴れだしたグレイに驚き、ドロップは立ち上がる。
何の薬かと瓶を見ると、『痛覚敏感剤』だった。
「いたっ、ってめぇぇ!」
「!?まだ抵抗するかっ!」
PR