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*9*
輝夜さん
私と同じですね!
基本闇落ちですし・・・
小説かいてるんですね!
見に行かせてもらいます^^
四冊目『望まない予知』
「ドラコーン…」
「クローフィ…」
呟いたルーシィの言葉に続いて、グレイも呟く。
ドロップはいつもの下品な笑みに戻り、「行くぜ、お前等」と去っていく。
ナツもそれに付いていってしまい、グレイが戻って来いと叫んだ。
するとドロップがしかめ面して、魔法を繰り出す。
操魔術か、そう思い警戒した。
だが繰り出された魔法は―
「!!」
「あっ…!」
グレイの意識が失い、魔法はルーシィにもかかる。
ボロボロで動けないエルザとウェンディは、何をしたと叫ぶしかない。
「俺の本当の魔法さ、相手の能力に大切なものを欠いてしまう魔法」
基本、操魔術はサブ魔法だ。
けらけらとナツが笑っている、こんなにナツの乾いた笑いは初めてだった。
シャルルはもう知っていた。
―予知通りに…なる!!
気がつけば、ドロップたちは去っていた。
エルザは重い体を上げて、ルーシィとグレイを肩に担ぐ。
ぎりぎり歩ける状態が不幸中の幸い、ウェンディも何とか歩けそうだ。
「大丈夫か、ウェンディ」
「…は、はいっ」
弱いところを見せまいと、ウェンディは滲む涙を拭う。
同じくウェンディもシャルルとハッピーを担ぎ、ギルドへ向かった。
「…そんな…」
生憎マスターのマカロフは定例会で不在、ミラジェーンに事情を話す。
気絶している二人を医務室へ運び、レビィに魔法の正体を突き止めてもらうことにした。
二人にかけられた魔法は何か、―ナツは何かの魔法にかけられたのか。
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