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*75*
お久しぶりです!!
来ないあいだに参照1300超え…。ジワっときちゃった…。
この話を読んでくれた皆様、本当にありがとうございます。
さて、実は前回秋サイドも終わりを迎えました。
この物語も、終わりが見えてきました…。
それは置いといて、今回は久しぶりに番外編をやろうと思います。
楽しんでいってください。(前の番外編と繋がってるので、忘れた方は5P前の41番のスレを見てくださいね☆)
「ねえ、見た、あの二人?」
「うん、すごい美男美女だよねー。やばい。」
そんな声が聞こえて、私は思わず目をつぶった。
ここはショッピングモール。
ショッパーを提げて歩く私の隣には、立花が歩いていた。
先に声をかけてきたのはあっち。
二人で買い物をしないかと誘われ、一瞬固まった。
立花って、好きでもない女の子と買い物できる、そんな奴なの?
そう思ったけど、直ぐにわかった。
いつも秋ちゃんと一緒にいる私に、秋ちゃんのことを聞きたいだけなんだって…。なんでそこまでするの。
そんな気持ちが湧いてきて、結局頷くしかなかった。
不思議だった。誰かと出かけるために服を選んだことなんて。
それを秋ちゃんに付き合わせたのも。
…私、馬鹿だな。
あいつは、私に興味がない。
何を着てたって構わないはずなのに…。
真剣に選んじゃって。
結末がわかるのに、こんな気持ちを抱いちゃって。
仕方がないくらい馬鹿だ。
終わり。
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