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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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*59*
デーリッチ視点
これで、問題は粗方解決した....
エステル
「後は....こいつか」
たくっちスノー
「えーと...残り残機.....57、よし、まだだ、まだいける。」
マクスウェル
「おっと、こいつは逃がすなよ?こいつには全itの情報が埋め込まれているからな。」
助言者(error)
「言われなくても俺のケーブルを千切れる奴なんて誰一人いないぜ?」
たくっちスノー
「だが自分にはキャラクター変身能力が...」
かなちゃん
「あ、忘れてません?その能力込みで私に30以上倒されたこと。」
たくっちスノー
「あっ......」
これで多分終わりへ向かうことが出来る....
デーリッチ
「たくっちスノー、我々は君との戦いに終止符を打つ」
たくっちスノー
「....ハァ、まだ57、半分以上もあるんだ...数ターンも回せば自分だって....」
ローズマリー
「...まだ、気付かないのか?」
たくっちスノー
「ん?」
たくっちスノーの相手は私じゃない。
マクスウェル
「ハグレ王国、こいつに慈悲は無駄だ、僕にやったやり方で存分に叩きのめしてやりな。」
デーリッチ
「言われなくても。」
私「達」だ。
メイドウィン
「さよなら、たくっちスノー。」
!!!
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【たくっちスノーが現れた!】
....よく見る光景だ。
これはSwap Papyrusから教わった慈悲の戦いではない。
これは...我々の【本気の戦い】だ。
たくっちスノー
「こ、これはフロントビュー戦闘!?通常のRPGの奴!?アンテの戦闘はどこにいった!?」
マクスウェル
「なんでだって?決まってるだろ、八人でやれば早いからなぁ!!」
たくっちスノー
「お前ら卑怯だぞ!八人でよってたかって一人のボスキャラを!」
プリシラ
「あら、その気になれば8対1だって余裕だったんですよ?私とヅッチーは。」
たくっちスノー
「お前らの世界のボスの基準で語るな!!」
ローズマリー
「全員と友達になる戦いは終わった、この戦いは私達なりのやり方でやらせてもらう、私も君に対して色々と溜まっててね。」
スネーク
「8対1のRPG....世界にはそんなものもあるのか..」
メイドウィン
「ひえ〜っ、そのゲームのボスキャラにだけはなりたくないよ」
シノブ
「何ターン耐えられるか見物ですね。」
メニャーニャ
「さぁ、ボーナスステージです、しっかり誰が戦うかを決めた上でアイツをブッ飛ばしてやりましょう。」
デーリッチ
「さぁ...決着を付けよう!私...いや、私達が相手だ!」
たくっちスノー
「上等だ!」
【リリリリ】
Sonic.exe
「ヅッチー、マフィアからだ。」
ヅッチー
「おう....どうしたのフッチー?」
【頼まれた仕事が終わった、報告したいから来てくれ】
ヅッチー
「ごめん、今手が離せないんだ!そっちから来てくれない?」
【あ?...仕方ないな、待ってろ....】
Papyrus
「どうした!?集中するんだ!
ヅッチー
「ご、ごめん!」
【ん...おい、どこ行きやがる!!待て!!】
ヅッチー
「ど、どうかしたか!?」
【....あの野郎、消えやがった、アテになりそうだったのによ...すまん、引き続き捜索を行う!】
【ああそうそう、Paintyとかいう方は掴めた、お前達がいたあの遺跡の地下にいやがった、関係者ぐらいは連れてこいよ!】
ヅッチー
「切れた...」
Papyrus
「どうかしたのか?」
かなちゃん
「Papyrusさんの声を聞いたら何者かが突然消えたんですか...」
マクスウェル
「よそ見すんな!!いいから戦闘を始めろ!!
メイドウィン
「....ん、ディクス君、だったよね?そのPaintyっていうのは自分にはよく分からないけど...君達がやるべき事ならここから離れてそれを捕まえにいってほしい、こっちにはこっちの問題があるからね。」
メニャーニャ
「...しかし、不思議なこともあるんですね、貴方がこうやって我々と共に戦うなんて」
シノブ
「さっきまで敵だったものね...それは私も似たような経歴だったけれど。」
マクスウェル
「何を言っている?たまたま殺したい相手が同じだっただけだろう?今もこれからも敵のままだ。」
エステル
「こいつ、本当にぶれないなぁ」
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【本気の戦闘】
「ざくざくアクターズ」における戦闘のこと。
主なシステムはRPGツクールVXの標準的なものだが、ざくアクは前衛四人、後衛四人の合計八人で戦う特殊なパーティとなっている、つまり慈悲などない。
この中でヅッチー、プリシラ、マクスウェルはボスキャラの経験がある為あのような発言が飛んできたのである。
パーティに関してだが、軽く数万ダメージを叩き出すシノブと最強クラスのヒーラーであるデーリッチがいる為【持久戦でも全力でもたくっちスノーでは敵わない、文字通りの数の暴力と化している】