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【視点小説】help-END【完結】
作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 62ページ)
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*40*

マクスウェル視点

マクスウェル
「.....ちっ、相変わらずしぶといな、こういう奴等は。」

【itが混ざっているからな...無駄だと分かっているが、救済は?】

マクスウェル
「あんなバケモノをどうやって救えって言うんだ?」

【だよなー、お前ならそう言うだろうと思ったぜ】

マクスウェル
「どうすればいい?救済しないとリセットは発動しないんだろ?どうやって始末する?」

【ハート型のアイテムには救済の他にもう1つ出来ることがある、それは吸収だ。】

マクスウェル
「ああ、アイツをこれで取り込めって事か、取り込むとどうなる?」

【そいつは自動的に俺の元へ飛んでくる、まあバラバラにするなりして救済はしておくよ、時間はかなり掛かるしリセットも出来ないがな】

マクスウェル
「....よし、準備できてるか?」

【もちろん】


『貴方はワッペンを掲げた』

マクスウェル
「消えろ、バケモノ。」

たくっちスノー
「ま、マジ!?」


『貴方はitを吸収した』

『戦闘終了』

『貴方は25のEXPを得た』

マクスウェル
「ボスキャラをまとめたわりには経験値がしょっぱすぎないか?たくっちスノー....」

たくっちスノー
「グググ....」

【俺たちの世界だとあんま必要なものじゃないからな】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


マクスウェル
「お前の作った怪物は消した、次はお前の番だ。」

たくっちスノー
「....やれるものならやってみな、自分はitじゃないから、そんなものでは倒せん」

【itの力を感じるが、itその物ではないということか...アップグレードが必要かもな。】

マクスウェル
「それがどうした、そんなものがなくたって僕には魔法がある。」

たくっちスノー
「あ、ほ、自分にはキャラクターの力が、創作の力がある、それくらいどうにも...」

マクスウェル
「ファイア?!!」


僕は最大級の炎魔法で奴を消し炭にした。


【一思いにやったな】

マクスウェル
「声を聞くのも嫌だったからな、あんな自分勝手な奴、今まで見たことない...下手すれば僕以上かもな。」

【けど今ので資料燃えちまったなぁ...まぁ、処分するために回収して欲しかったから別にいいが】


「アハハハハハハハ!!!」

っ!?

あの声が、また....!?


その時、土管のような物が生えて...奴が楽しそうに這い上がってきた。

たくっちスノー
「自分言ったよねぇ!?キャラクターと創作の力があるってさ!!」

たくっちスノー
「今自分の中には、仮面ライダーゲンムの設定が加えられてコンテニュー機能が搭載されている!!さっきの魔法で一回死んだけど、まだ自分の残機は97も残っている!!」

マクスウェル
「なるほど、お前は卑怯で姑息な手を使って、何がなんでも完全勝利したいタイプなんだな。」

たくっちスノー
「作者だからこそ許される特権さ!作者とは神なんだから!」

【なんか俺もイラついてきたな、さっきのまだ打てる?】

マクスウェル
「少なくとも97回は打てないな」

たくっちスノー
「まぁ、リセットすれば99に戻るから無駄だけどねぇ!!」

マクスウェル
「...どうする?このキチガイ」

【今は殺せねーのが腹立つな】

たくっちスノー
「マクスウェル...自分から見たらマガイモノである君が長に逆らうなんてなぁ...!!これはめちゃ許せんなぁ...!!」

マクスウェル
「何が長だ、お前なんてただの山の大将でしか無い....それに、僕はお前みたいなのが大嫌いなんでね、従う気なんてない」


たくっちスノー
「そっかぁ、じゃ死ねよ、君にこの言葉を送ってやるからさ」


『俺の事を好きにならない人間は邪魔なんだよ....!!!!』

....改めて思う、お前ほどのクズは見たことがない。

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【吸収の力】
文字通り、itを吸収する。
また、AUも吸収可能であり

この行為はhelp-taleのGルートの進行の鍵を握る。

【コンテニュー機能】

『仮面ライダーゲンム(レベル0)』の設定をたくっちスノーが拝借。

文字通り死んでも復活できるというとんでもない機能だが、わりとあっさり残機を使い潰している。

最大残機は99、死ぬと減るが、リセットするとまた99に戻る

【俺の事を好きにならない人間は邪魔なんだよ】

草加雅人(仮面ライダーカイザ)の有名な台詞、この台詞だけで彼の人間性が分かるかも。

たくっちスノーはこの言葉に深く共感しているが、少なくとも刺激しなければ好青年の彼とサイコクズのTでは同じ自己中でも天と地ほど違う、少なくともこんな奴を好きになるわけがない。

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