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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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*39*
マクスウェル視点
【そこを右...そのあと五十メートル直行だ。】
ハグレ王国と別れたあと、僕は奴に言われた通りのルートを歩いている。
なんでも、Gasterという人物に会いたいそうだ。
マクスウェル
「Gasterって誰なんだよ?」
【Gasterは...itの第一発見者だ、俺はその..一時的なものだが彼の助手をしていたんだ、他の助手にすら存在を悟られないように、こっそりとな。】
マクスウェル
「そうか、今更になって会いに行くというわけか」
【itの情報はまだまだ不充分だ、ここで何か参考になるものがあればいいんだが....】
マクスウェル
「...あれでいいのか?」
歩いた通りに進んだら、家のようなものが建っていた...さしずめ、隠れ家といった所か。
【ああ、博士に失礼のないようにな...なんて言ってもお前さんには無駄か。】
マクスウェル
「ああその通りだな....ん。」
【どうした?】
マクスウェル
「扉が開いているぞ?」
【なんだと?そんな馬鹿な、博士はかなり用心深い人物だぞ、それにitだっているのに....入ってみろ!】
マクスウェル
「うるさいな!」
僕は扉を開けて中を見る...やはり暗かったので奴に頼んでソウルを光らせた。
マクスウェル
「....荒らされた痕跡があるな、鉄やら何やらが転がってるし。」
【遅かったか....!!】
回りを見渡す...が、それっぽいものは見つからない。
マクスウェル
「いかにも資料って奴は全部取られたみたいだな。」
「お探しのものはこれでしょ?」
後ろから声がする...少なくとも【博士】では無いだろうな..
【....誰だ?】
「えー?聞きたい?自分誰だか聞きたい?」
マクスウェル
「くだらない、さっさと名前を言え」
「あーもう、つまらない奴だねあんた。」
たくっちスノー
「じゃあ略すけど...最強の頭部と無敵の肉体を合わせた【たくっちスノー】さ、資料を持ってったのは自分。」
....ああ、奴等が時々出していた単語、あれは人名だったのか。
【...待て、まさかお前さん...俺の言葉が聞こえているのか?】
たくっちスノー
「うん、だって神だし。」
マクスウェル
「資料を持ってったのはお前だったな...今どこにある?」
たくっちスノー
「一応まだ手元にあるけど...欲しい?」
マクスウェル
「.....どうする」
【博士の行方が分からないが...今は資料を取り戻すことを優先しろ】
マクスウェル
「そういうわけだ、お前の資料を力ずくで奪い取る。」
たくっちスノー
「....へぇ、70%の力をもつ自分に?自分がやっても負ける気しないし、代わりの奴にやらせるか。」
奴は手を掲げ、何かを組み合わせている。
【....何をやっている?】
たくっちスノー
「弱いitを捕獲してね、何かマガイモノとして使えそうかなーって思ってたんだが...よし、出来た。」
奴は怪物を作った...右半分と左半分が別物のツギハギの怪物だ。
たくっちスノー
「ボスラッシュの時間だ、んじゃ後は頼んだよ」
「under & actor」
【一刻も早く奴をぶっ倒してTの元に行くんだ!】
マクスウェル
「言われなくても!僕だってあいつにムカついてるんだ!!」
●
【怪物?いや、これは.....】
「*調べる」
【under & actor】攻撃 222 防御 11
2つの世界のボスを組み合わせたもの。
気味が悪い。
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【Gasterの助手】
本家helpには三人いるらしい、Gasterと主人公の協力者。
「助言者」は他の人物にも知られていない、四人目の助手である。
【under & actor】
70%たくっちスノーが作り上げたitとマガイモノとコラボレーション。
undertaleとざくざくアクターズの2つのボスキャラが組合わさっており
顔の右半分【Toriel 】
左半分【マーロウ】
体の右半分と右腕【プリシラ】
左半分と左腕【Undyne】
左足【Mettaton EX】
右足【バイオ鎧】
というかなり歪な姿をしている、たくっちスノー曰く「一人ボスラッシュ」