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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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たくっちスノー視点
70%の自分の力が腹のなかでぐるぐるしている、
あらゆるゲームやアニメの力が自分の元に戻りつつあるのを感じる。
やはりこの力は素晴らしい、最初からレベル99はやってて楽しい。
たくっちスノー
「マクスウェル、君を取り込んだら80%にはなるかな....?」
マクスウェル
「お前本当に最低だな、同じ地位を剥奪された身ではあるが、僕はその地位にかまけて努力を怠ったわけではない。」
【でもコネ出世なんだろ?】
マクスウェル
「うるさいな!最初は真面目にやってたんだから良いだろ別に!」
...んあ?なんで自分の考えてること分かるの?
マクスウェル
「だだ漏れなんだよ!考えてることが!もう少し隠す努力をしろ!」
...ああ、そっかぁ、腹立つなぁ、早く死んでくれないかなぁ。
たくっちスノー
「この仕事を終わらせて、自分は長に帰り咲くんだ、またいつものようにゲームして、ニコニコ見て、その後またゲームするんだ」
【それ「引きこもり」じゃね?】
マクスウェル
「もしくは【社会不適合者】だな」
社会不適合者..かぁ、田所にも言われたなぁ。
たくっちスノー
「それがどうかしたの?そんなの知ってるよ、だから一日中遊んでも怒られないマガイモノの長という職業を作ったのさ!遊ぶことしか出来ないからね!」
マクスウェル
「お前、本当に予想の斜め下に行く事が上手いな。」
ゲームとは素晴らしい。
チュートリアルという存在が、何をすれば良いのかはっきり伝えてくれる。
道中、推薦レベルやボスキャラというお邪魔オブジェクトが邪魔するが、それは皆チートで解決される
そしてゲームを終わらせて、自分はそのゲームの二次創作を作る、ここが本番だ。
遊ぶだけでマガイモノを作れる、こんな楽な仕事が他にあるものか。
自分に出来ることなんて、妄想くらいだし。
たくっちスノー
「お前は勝てない、この【創作】は特に進行は決めてないけど、少なくともお前に未来なんてない、悪役には悪役らしい結末ってものがある」
たくっちスノー
「てめーら版権キャラなんて作者の玩具でしか無いんだ、所詮その程度の存在なのさ。」
【どこまでも腐りきってるな、まさかLOVEが欠けた奴が他に存在しているとは】
LOVE...愛。
「あの人」は自分に愛が無いと言った。
愛がないから自分は弱いと言った。
愛とはなんだ?キャラクターを愛してなくちゃ創作に出しちゃいかんのか?
玩具に愛もへったくれもない、ただの踏み台を...何故愛さなくちゃならない。
【....お前は本当に、俺の予想を軽く越えやがる、予定変更だ、彼女達の力が必要だな。】
マクスウェル
「....おい、まさかと思うが、僕にシノブと組めって言うんじゃないだろうな!?」
【嫌ならお前は関わらなきゃいい、けどな..こいつ、マジでやべぇぞ。】
たくっちスノー
「....おい、何をする気だい?助言者君。」
【へへっ、お前さん勘違いしてるみたいだな?お前さんはこの世界を創作と称した、だがな、その創作のプロットを握っているのはお前じゃないという事さ。】
マクスウェル
「....は?お前何なの?」
【マクスウェル見てな、今から俺は一度しか使えない必殺技を発動させてもらう。】
マクスウェル
「必殺技?なんで最初からそれを使わなかった?」
【なんでって、そりゃホイホイと使えるものでもないし、だが奴を止めるには一端体制を建て直すしかない、行くぞ!!俺の必殺技】
【強 制 再 起 動】
マクスウェル
「お、おい!?何を!?」
突然、世界が、時空が歪む...
【本当はお前さんが全てのitを取り込んだとき使おうと思ったが、早めに始末しないといけないって分かったからな....頼むぜ、デーリッチ、ディクス、そしてスネーク。】
これは...強制リセットか。
あーあ、逃げられちゃったな。
そ し て リ セ ッ ト を 迎 え る
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【強制再起動】
「助言者」の必殺技。
itが全て救済されていない上でitが全滅したとき発動される予定だった。
その名の通り、無理矢理リセットさせる技、ただし必殺技で大きな負担が掛かるらしく中々使えない。