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東方奇妙譚
作者: 彩都  (総ページ数: 150ページ)
関連タグ: 東方Project 二次創作 三次創作 クロスオーバー ジョジョの奇妙な冒険 
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『東方奇妙譚』 第三章 新たな『スタンド』使い

 魔理亞と俺の二人はオトギリソウを手に入れて、博礼神社の台所でオトギリソウを煮込んで待っていた。
「ゆっくり、ゆっくりと作らないと薬は完成しないからな、少しの辛抱だ」
 魔理亞の言葉を聞きながら自分はオトギリソウを水で洗う。すると蛇口の水の出が悪くなったので、水道を確認しに、外に行って、山を登る事にした。
「ふむ、ここら辺なんだけどなぁ? 基本的に灯が弄ってたから……」
「成程、それなら灯を呼べば良いんじゃないか?」
「そう簡単に呼べたらね? 灯は自由気ままに移動しているからね、来る時と来ない時があるわ」
「へぇ……お前も大変なんだな」
 自分がそう言った時だった、不意に変な女性の声──霊夢とは違う声だ──が聞こえ、周りをきょろきょろと見回す、すると木陰の中から一人の貧乳の女性が現れた、何だろう、凄く厭な予感しかしないぞ? 自分はそう思いながら木陰の中の女性に声を掛ける。
「おい、アンタ、何をしているんだ? 涼んでいるのか?」
 自分がそう言った時だ、彼女は『見付けた!』と言って、背後から『スタンド』を出す。……何だ、『スタンド』使いか、と思っていると霊夢は不思議そうな顔つきで木陰の中の女性を見る。
「何だろう? 何だか不思議な『力』を持っている気がするわ」
 霊夢の言葉を聞いて、流石巫女、と心の中で呟く自分、すると木陰の中の女性が『スタンド』を前に飛ばし、攻撃しにきた。

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