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東方奇妙譚
作者: 彩都  (総ページ数: 150ページ)
関連タグ: 東方Project 二次創作 三次創作 クロスオーバー ジョジョの奇妙な冒険 
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「これでいいでしょ?」
 霊夢はそう言って自分を見る、すると白と青のワンピースを着用した幼女が金髪の幼女を追いかける。
「あぁー! ルーミィちゃぁん!?」
 そして幼女が二人共自分の目の前から去る、そして魔理亞が言う。
「全く、アルノは友達思いだぜ……」
 魔理亞と白と青のワンピースを着用した幼女の発言を聞いて、金髪の幼女はルーミィ、白と青のワンピースを着用した幼女はアルノ、と記憶する、何とも可愛い名前だな、と思いながら、自分達は水源の元へと向かう──

 そして凍った原因はアルノの『凍らせる能力』が原因だったので、氷を取り除いて、妖怪や妖精が触れられない様にお札を貼って、博礼神社へと戻り、オトギリソウを煮る作業に戻る魔理亞、そして自分は縁側で『スタンド』を出して、能力の確認を行う。
 一体どんな能力なんだ? と、とりあえず、攻撃系の能力では無い事は確かだろう、だってパンチの威力、相当弱いし。
 自分が『スタンド』を出して、殴る蹴るの特訓をしていると、不意に霊夢が自分に言った。
「そういえば、アンタ、一体『ナニ』を出しているの? ぼやけてて良く分からないんだけど?」
 ……? ん? どういう事だ? 自分がそう考えていると、一つの結論が思い付いた、まさか霊夢も『スタンド』使いの素質がある、と──いや、流石にそれは無いな、だって巫女だし。自分はそう思いながら攻撃の練習をする──

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