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東方奇妙譚
作者: 彩都  (総ページ数: 150ページ)
関連タグ: 東方Project 二次創作 三次創作 クロスオーバー ジョジョの奇妙な冒険 
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 待機して、数分が経った、だが何も起きないので、縁側に座って、お茶を啜る、その時、自分の脳内にとんでもない情報が過ぎる、そういえば、『縁側の下って影が出来る』よな……? その時だった、自分の股と股の間を『スタンド』の拳が通り抜ける、あ、あっぶねー! 後少しで肉体に当たる所だった! 自分はそう思いながら七美御陵の『スタンド』に対し、啜っていたお茶をかけ、火傷させる。
「あちちっ!」
 七美御陵はそう言って、縁側の下から現れる、自分は『スタンド』を出し、七美御陵の首根っこを掴んで、縁側の下から引き摺り出す、そして自分の『スタンド』と生身の肉体で同時に七美御陵の顎にアッパーを放ち、馬乗りになって何度も何度も顔面を殴って気絶させる、うん、これで大丈夫だろう、自分はそう思いながらその場で座り込む、後はコイツが起きてからだな、色々と話を聞かないとなぁ、自分はそう思いながら、『スタンド』を出し、ジャブの練習をする、少しでも『スタンド』を強くさせないと、自分はそう思いながら『スタンド』の特訓をする、ていうか結構長い時間気絶しているなぁ、不思議だ。あまり強く殴った覚えは無いが……まさか『スタンド』が遂に強くなった!? 自分はそう思い、『スタンド』で自分の事を殴るが、あまり痛みは無いので、関係が無いと判断する、と言う事は自分の拳が悪いのか、と思いながら溜息を吐く、七美御陵が起きる迄縁側でのんびりお茶を飲む──

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