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東方奇妙譚
作者: 彩都  (総ページ数: 150ページ)
関連タグ: 東方Project 二次創作 三次創作 クロスオーバー ジョジョの奇妙な冒険 
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「……自分を倒す、ね……」
「うん。でも、貴方に勝ち目は無いよ。だって私の『スタンド』能力は強力だから……」
「……へぇ、それは面白そうだ。君を倒すのが楽しみになってきた、あぁ、一応言っておく、負けた場合どうする? 『あの人』の所に戻るか、此処で死ぬか?」
「フフフ、そんなの簡単、『あの人』の許に戻る!」
「……やっぱり?」
 自分はそう言って『スタンド』を発現させる。そして把持安芸文に一気に攻撃する。
「修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅ァァッッ!!」
『スタンド』の攻撃がぶつかる、だが手応えを感じない……どうしてだろう? そう思い、『スタンド』を自分の背後に移動させようとした瞬間、『スタンド』の手が『細く、小さくなっていた』のだッッ! まさかの出来事に自分は『スタンド』を消す。
「お、お前……どんな『スタンド』能力だぁ!?」
「私? 私は『触れたモノを小さくさせる』能力。一瞬で貴方の『スタンド』の手に触れて、貴方の『スタンド』の手を『小さくさせた』のよ!!」
「なっ!? そんな芸当が出来る『スタンド』……! こりゃあ勝つ方法が見当たらないかもしれない……」
「フフフ、だから言ったでしょう? 『貴方では勝てない』とね? でも、それじゃあ私にしか勝ち目が無い、ではどうするか?」
「どうもしない、だろ?」
「正解」
 把持安芸文の発言を受け、イライラする自分。何なんだコイツは……? 自分はそう思いながら深呼吸をする──

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