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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン
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*12*
魔トリョーシカ
「フフフ………ハーヴェスト、ボクには分かる」
魔トリョーシカ
「このヒーロー組織の奥深くで、数多くの苦痛、悲しみ、嘆き………【絶望】の香りが、沢山あるのを感じるよ」
………
Sonic.exe
「【超人種】」
Sonic.exe
「生まれてから特別な力を持った存在たち……英雄(ヒーロー)、またはヴィラン」
Sonic.exe
「それ以外は無能力者……通称『群衆(モブ)』か。」
Sonic.exe
「先天的に生まれるのであれば必然と群衆が不利な社会では無いのか?ミスターマルス?」
マルス
「ウム!君たちから見ればそうかもしれないだろう、それが何か?」
Sonic.exe
「………いや、魔トリョーシカから聞いておけと言われてな………一緒に写っていた女性は?」
マルス
「彼女も群衆だ、しかしハーヴェストに所属出来るだけあり優秀な……」ピピピ
【宇宙怪獣パルスサガが現れました!英雄、出動せよ!】
マルス
「むっ、仕事だ!すまないが続きはまた後にしてもらおう!」
マルスは連絡を受けると力強く飛び上がり、ビルの上を飛び越えていく。
Sonic.exe
「…………次があればな」
Sonic.exe
「こちらexe、キスキル?聞こえるか?情報は見つかったか?」
キスキル
【ほいexe、リィラと合わせてデータを盗んできたから目を通しておきな。】
キスキルとリィラは別室からハーヴェストの機密情報データを盗みとっていた
もちろん、魔トリョーシカの指示で。
Sonic.exe
「………全員に転送しておけ。」
………
七夜
「………おい!!おい、魔トリョーシカ!!」
七夜
「俺達は筋肉の英雄マルスのデマ報道を消す依頼を受けてたんだよな!?」
七夜
「この情報はなんだ!!?」
魔トリョーシカ
「何って、見ての通り………今回の事件が起こったことの全貌だよ?」
七夜
「………!!?」
Mr.ショータイム
「…………」ボソボソ
チドリ
「『これで準備は整った、後は全てを公開すれば全てが終わる』、Mr.ショータイム様はこう仰っています」
魔トリョーシカ
「………」
七夜
「____ッ」
魔トリョーシカ
「さて、筋肉の英雄さんに教えてあげようか」
魔トリョーシカ
【ボク達が『正義の悪役』であることを、どんな外道なヒーローより強いヴィランであることを。】