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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
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*21*
……
Sonic.exe
「山登りが楽なのはいいが全然それらしきものは見つからないな。」
マルス
「Mr.ショータイム君、場所を知らないだろうか?」
Mr.ショータイム
「…………」
チドリ
「『ウラシャカイで噂を聞いたのみで、実際に行ったことがある訳では無い』と仰っています」
七夜
「波瑠くんが持ってきた写真になんか手がかりとかねーか?」
優
「いえ……何となくわかるものは……」
レザード
「このよくわかんねー蛍だけか……」
MX
「………」チョイチョイ
Sonic.exe
「どうした?MX」
MX
「…………」チラチラ
Sonic.exe
「何?上から探せば案外見つかるかもだと?大手検索サイトのマップがこんなところに対応してるわけないだろ」
MX
「………」
Sonic.exe
「お前羽根ついてるんだから空飛べよだと」
ネズミの神さま
「イヤよめんどくさい、私は神さまよ?酷使しないで」ズズズ
MX
「……………」チラッ
猿渡
「分かったよ分かった、その面で見つめてくんな」
『ロボットゼリー!』
猿渡
「変身!!」
『ロボットイングリス!ブルァァ!!』
猿渡は仮面ライダーグリスに変身し、ポケットからフルボトルを取り出す
【ディスチャージボトル!潰れな~い!】
グリス
「とりあえず周りを飛び回ってみるぞ」
魔トリョーシカ
「よろしく~」
フルボトルを装填するとグリスの右腕がヘリコプターのプロペラのようになり、空へと飛び上がっていく。
魔トリョーシカ
「それまでは螢火村の情報を集めようか、まだまだネットにも転がってると思うからね、SNSやブログも漁ろう」
………
七夜
「波瑠くんや行方不明になってるやつらに共通点はあるか?」
優
「えーと………そういえば前に波瑠くんから行方不明者の殆どが双子の兄弟姉妹の片割れって聞いたかな………」
レオン
「というと波瑠にも兄弟がいるのか?」
優
「ううん、波瑠くんは一人っ子………ただ」
優
「あの蛍の写真を送る前に、『とうさんのてがかりをみつけた』って……」
ユージン
「父さん………というとそいつの父親は……」
優
「……多分、あの村で生まれたんだと思う……そして……」
グリス
「おい、見つかったぞ!」
Sonic.exe
「本当か!案内してくれ」