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独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン 
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『依頼4』
「スラッシュ・バスター・ジャッジメント・プレイング」


カームと七夜が依頼を終えて戻った時のこと………

マール
「……………分からない」

レオン
「もう少し考えろ!ぜってーなんか矛盾してるんだって!」

カーム
「ん?珍しいな、マールがゲームなんて」

レオン
「これも依頼だよ、ガキ共が最近発売した推理ゲームがクリアできねーって持ってきたんだよ」

七夜
「ん?そのゲームだったら俺この間クリアしたぞ」

七夜
「攻略法全部覚えてるから俺が代わりにやってやろうか?」

マール
「……ごめん」

七夜
「気にすんな、それ本当に頭使うからな 」


魔トリョーシカ
「あ、皆ちょっといい………あ、ちょうど良かった、依頼だよ」

魔トリョーシカ
「ちょうどゲームに関わることなんだけど」

七夜
「え?」

………


七夜
「………『ライオネルゲームスタジオ』?」

レオン
「確かキスキルリィラがクリーチャーの反応があるとか言ってたヤツだな」

カーム
「………なんでアイツらが知ってんの?」

七夜
「さあな」

魔トリョーシカ
「それで、望原茂さん?でよかったっけ?」

望原
「ああ………」

望原
「そのライオネルゲームスタジオについてだ、俺の従妹なんだが………」

望原
「実は最近、会社内で大きな妨害を受けているそうなんだ、ゲームデータを流出されたり、謎のアクセスが多発していたり、タイムカードが消されていたり………」

魔トリョーシカ
「経営の仕方その物に問題があるわけじゃなく、何者かによる攻撃を受けてる訳だね?」

望原
「それは間違いないと断言出来る」

魔トリョーシカ
「よし、それをボクらで突き止めて欲しいと、いいとも」

望原
「………実は、今起きていることはそれだけじゃない。」

七夜
「と言うと?」

レオン
「………お、ニュース見つけた、どうやら副社長が亡くなったそうだな」

Sonic.exe
「ほう、他殺と考えて調査中……っ!!」


Sonic.exe
「おい魔トリョーシカ!見ろ!」

魔トリョーシカ
「何………うわ」

望原
「どうした?何か怪しいものでも?」

魔トリョーシカ
「……いや、こっち」

魔トリョーシカはニュースに映っている『リポーター』の方を指さす

魔トリョーシカ
「この事件取上げたの……もしかしてヤジマ……?」

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