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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 97ページ)
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望原
「ヤジマ……?知り合いか?」
魔トリョーシカ
「なんというか、ちょっとね………『ヤジマ・キキ』」
魔トリョーシカ
「彼女の居る世界って、こう…特別な法案があってね」
犬塚
「捜査情報特別公開制度……だったか」
レオン
「警察が取り扱う調査内容や事件の概要を全て公に公開する事が義務付けられているんだ、それをアイツの番組……『クライムチャンネル』が公開している」
Sonic.exe
「ヤジマがお前の世界に来ているということは、その世界でもその制度が特別に許可されたという訳だ」
望原
「そういえばやけに細かく情報が出てるなと思ったら………それが何か?」
魔トリョーシカ
「いや……なんというか、彼女が苦手なんだ」
魔トリョーシカ
「ボク達『正義の悪役』とも違う……言うならば『真実の味方』、悪を許さず、正しい情報を公開するためならどんな物にも屈しない」
猿渡
「見てるこっちがヒヤヒヤすんだよ、犯罪者より」
望原
「なるほど……その、まだその事件からそんなに経ってないから、ヤジマさんとやらもまだいるかもしれない」
魔トリョーシカ
「……まぁ、ボクらだって仕事、彼女も仕事だ、互いに邪魔しないようにしよう」
犬塚
「俺はパスだ、マスコミのいる所には行けねぇよ」
ネズミの神さま
「あ、MXとexeは留守番ね、その顔だと放送事故だから」
MX
「…………」ズーン
Sonic.exe
「ドンマイ、MX………」
…………
こうして魔トリョーシカ達は『ウルトラワールド』のライオネルゲームスタジオ近くに降り立った
魔トリョーシカ
「うわ、もう居るよヤジマ………」
七夜
「ま、この時間帯はクライムチャンネルの放送時間だからな」
希原
「バリケードも沢山あるな………」
スターアベネス
「………おいどうするよ、話しかけるのか?」
ネズミの神さま
「いやでも仕事の邪魔しちゃ悪いし」
ヤジマ
「すいません悩んでるなら出てってくれませんか?ガッツリカメラに入ってますよ?」
七夜
「あ、すみません……と!それどころじゃねぇ!」
七夜
「俺達は無関係者……とは言いにくいんだが!その!アレだ!ギルド!【正義の悪役】」
…………