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独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン 
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ヤジマ
「なるほど、最近流行りの【アレ】の類でしたか!」

魔トリョーシカ
「頼まれた以上は犯人探さないといけないのでね」

ヤジマ
「とは言いますが、私の仕事はあくまでフェリートさんの殺人事件の公開ですので」

望原
「フェリート……副社長か」

レオン
「そういや聞きそびれてたが副社長の死因ってなんだ?」

ヤジマ
「上空をご覧下さい、あの高い高いビルの真上」

七夜
「………まさか電線か?」

ヤジマ
「その通り、死因は屋上は落とされた上に電線に激突したことによる感電死です」

七夜
「あ〜……即死だな、覚えておくか」

魔トリョーシカ
「ヤジマさんはライオネルゲームスタジオの妨害の件は聞いてる?」

ヤジマ
「あ〜、社員からある程度は聞きました!色々されてるせいで倒産の危機だとか、取引先の企業に買収されるかもしれないとか」

ヤジマ
「色々聞くことが出来ましたよ、親交が深い方なのでなんでも答えてくれました」

望原
「………ちょっと待て、親交って、咲原まくるから聞いたのか?」

ヤジマ
「はい」

魔トリョーシカ
「と言うと、その人が?」

望原
「……俺の従妹だ、妨害の件もあってだいぶ参ってるというのに」

ヤジマ
「すみませんねー、これもお仕事なので」

………

レオン
「で、調査はいいんだけど」


レオン
「なんでお前までついてきてんの?」

ヤジマ
「妨害と殺人事件が無関係という線はまだありませんので、あと探偵役が欲しかったので」

ヤジマ
「こういう時に限って【一閃!】って感じでバシッと決めてくれる人は居ませんので」

望原
(おう………)

レオン
「番組や警察はどこまで分かってる?」

ヤジマ
「死因とさっき話したこと程度です、あと妨害の事」

スターアベネス
「役に立たねー………」

魔トリョーシカ
「そうだね………困ったな」

ヤジマ
「私としてもここまで分かんないんじゃ番組として困るんですよね」

魔トリョーシカ
「ボクとしてもサスペンス系なんて書いたことないからちょっと困ってるんだよね」

ヤジマ
「それ貴方じゃなくて上の人が困ってますよね?」

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