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独善なんでも依頼ギルド【正義の悪役】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 97ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 短編集 依頼解決 多重クロス 読者参加型 ヴィラン 
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*48*

七夜
「………あーー、分かんねぇなぁ」

魔トリョーシカ
「あ、そうだ!ねぇ神様!」

魔トリョーシカ
「ボクが間違える度に時間逆行してくれない?こうなったら全員に『お前が犯人だ!』と言うから」

ネズミの神さま
「そんなセーブアンドロードのゴリ押しみたいな真似許すわけないでしょ?ゲームとは違うのよ?」

魔トリョーシカ
「だよねー……」

スターアベネス
「休業してる割には社員は居るんだな」

ヤジマ
「番組で呼び寄せましたので、無関係ならすぐに帰しますよ」

望原
「ということは……まくるは帰れなさそうだな」

七夜
「まぁ、数がいるなら………」


七夜
「聞き込みだろ!!」

レザード
「よっしゃあああああ!!」

スターアベネス
「行ってきまああああす!!!」

レオン
「洗いざらい話せやああああああ!!!」





ヤジマ
「貴方とんでもない所に依頼しましたね?」

望原
「なんか俺もそんな気がしてきた………」
………

〜5分後〜

七夜
「物的証拠が見つからねぇ………」ズーン

ヤジマ
「何がわかりました?」


七夜
「…………なんとなく分かったのは、副社長を恨んでそうな人間は結構いることと、休憩時間はバラバラということ」

ヤジマ
「休憩時間がバラバラ?」

七夜
「新作ゲームの開発をしてるらしくてほぼ忙しい毎日だそうでな………」

七夜
「だから特定の時間ごとに数人抜けて、1日にちょっとだけ休むという感じだったらしい」

七夜はリストを書きなぐる、そこには時刻表がびっしりと描かれていた

七夜
「これがフェリート副社長が死んだ日の社員全員の【休憩時間】だ。」

ヤジマ
「タイムカードには休憩時間なんてありませんがどうやって?」

七夜
「全部聞いて覚えてきた」

七夜
「覚え方、というものを昔教わってな………それ以来、聞いちまえばなんでも覚えられるようになった」

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立崎七夜
特殊能力:記憶

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ヤジマ
「被害者の休憩時間は15:00〜15:30!」

七夜
「っつーことは、朝9時に休憩を取ったまくるはシロってわけだ。」

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